- 「ボックスって何?」
- 「どうやって買うの?」
- 「フォーメーションや流しとの違いは?」
競馬のボックスについて、このような疑問を抱えていませんか?
本記事では、競馬におけるボックスについて詳しく解説します。
ボックスを利用して賭けの楽しみを最大限に引き出し、的中率を向上させたい方にとって、この記事は必読です。
本記事を読むことで、ボックスについて理解し、さらに競馬予想のスキルまで向上することでしょう。
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競馬のボックスとは?
ボックスとは、果たしてどんな賭け方なのでしょうか。
ここでは、ボックスの種類や特徴について解説します。
回収率に関する関連記事も掲載しているので、併せてチェックしてみてください。
競馬における「ボックス」とは全ての組み合わせ馬券を買う賭け方
ボックスとは、選んだ複数の馬を軸として設定し、すべての組み合わせの馬券を買う方法のことです。
軸馬を中心に全通りの組み合わせを買うわけですから、軸馬さえ勝てばどんな結果になっても必ず当たる、という賭け方になります。
選ぶ馬が多いほど、組み合わせも増えるため、購入点数が増えます。
その結果、馬券を購入する金額が膨れあがってしまうので、注意が必要です。
ボックスは「どうしても的中させたい」という初心者におすすめの買い方ですが、賭けるレースを選ばないとトリガミになってしまいます。
トリガミになった場合は、いくら的中できても回収することができません。
競馬で収支をプラスにしたい場合は、的中率よりも回収率を高めることを意識しましょう。
競馬におけるボックスの種類と特徴
ボックスには、以下のような種類と特徴があります。
ボックスの種類 | 特徴 |
---|---|
馬連ボックス | 選んだ馬の中のうち どれか2頭が 1着・2着をとれば当たり |
馬単ボックス | 馬連ボックスと同じだが 配当は馬連よりも大きい |
ワイドボックス | 1着から3着に 入る馬のうち 2頭を当てる |
3連複ボックス | 選んだ馬のうち3頭が 1位から3着に入れば的中 (着順関係なし) |
3連単ボックス | 選んだ馬のうち 3頭が1位から 3着に入れば的中 (着順関係あり) |
特にワイドボックスは、高い的中率が期待できるため、初心者におすすめの賭け方です。
中央競馬にてボックスで賭ける場合は、赤色のマークカードに記入しましょう。
赤色のマークカードは、ボックスやフォーメーションなど、複数の組み合わせを用いて賭ける場合におすすめです。
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競馬のボックスの点数と計算方法
ここでは、ボックスの点数とそれを元にした計算方法について解説していきます。
競馬におけるボックスの点数の見方
以下はボックスの点数を表にしたものです。
例えば、3連単の場合は3頭ボックスが6点、4頭ボックスが24点、5頭ボックスが60点、という見方になります。
式別 | 3頭 | 4頭 | 5頭 | 6頭 |
---|---|---|---|---|
枠連 馬連 ワイド | 3 | 6 | 10 | 15 |
馬単 | 6 | 12 | 20 | 30 |
3連複 | 1 | 4 | 10 | 20 |
3連単 | 6 | 24 | 60 | 120 |
競馬におけるボックスの計算方法
最初に、競馬の買い目の点数を算出する式を紹介します。
賭式 | 計算式 |
---|---|
3連単 ボックス | 「選んだ馬×(選んだ馬-1)× (選んだ馬-2)」 |
3連複 ボックス | 「選んだ馬 ×(選んだ馬-1) ×(選んだ馬-2)」÷6 |
馬単 ボックス | 「選んだ馬 ×(選んだ馬-1)」 |
枠連 馬連 ワイド | 「選んだ馬 × (選んだ馬-1)」÷2 |
上記の式にあてはまていけば、点数を計算できます。
以下は、6頭ボックスで賭けたい場合の数式です。
賭式 | 計算式に 6頭ボックスを あてはめた例 |
---|---|
3連単 ボックス | 「6×5×4」=120点 |
3連複 ボックス | 「6×5×4」÷6 =20点 |
馬単 ボックス | 「6×5」=30点 |
枠連 馬連 ワイド | 「6×5」÷2=15点 |
どの馬にどのように賭け、何点購入すればいいのかは、上記の表やこの記事で公開しているテクニックを参考にしながら決めてください。
レースによっては、ボックスではなくフォーメーションや流しで賭けたほうがいい場合もあります。
競馬でボックス買いを行うメリットとデメリット
ボックス買いをするメリットとデメリットについて説明します。
当たりやすいことが魅力的なボックスですが、購入点数が多くなるというデメリットが存在します。
競馬でボックス買いを行うメリット
ボックス買いは、選んだ馬全ての組み合わせで購入するため、的中率が高いことがメリットです。
また、後述する流しやフォーメーションと違い、組み合わせが多彩な分なため、選んだ馬が勝利する自信がない場合でも賭けることができます。
さらに、馬連のボックス買いの場合は、馬の着順を問わないため、点数をおさえて買うことができます。
競馬でボックス買いを行うデメリット
ボックス買いのデメリットは、トリガミになりやすいということが挙げられます。
トリガミとは、馬券が的中しているにも関わらず収支がマイナスになってしまうことをいいます。
また着順を問わない馬連ボックスの場合は、購入点数を抑えられるメリットがある反面、配当金が少なくなりやすい傾向があるため、注意が必要です。
競馬におけるボックス・流し・フォーメーションの比較
ボックスのほかに、フォーメーションや流しという賭け方があります。
それぞれの違いについて見ていきましょう。
競馬における「フォーメーション」とは買い目をある程度絞ること
フォーメーションとは、ボックスとは違い買い目をある程度絞ります。
全ての買い目を購入するのがボックスで、自信のない買い目は選択肢から排除するのがフォーメーションです。
一般的な認識では、ボックスや流しよりもメジャーな賭け方です。
競馬における「流し」とは賭ける馬軸を絞ること
流しとは、賭ける「馬軸」を1頭か2頭決め、その馬をメインに据えて残りの馬に賭ける方法です。
この馬軸は、2着以内に入る馬でなければいけません。
馬軸を決めるため、ボックスよりも購入する馬券の点数を減らせるというメリットがあります。
しかし、ボックスと違い的中させる難易度が上がることもまた、流しの大きな特徴です。
競馬における「フォーメーション」と「流し」それぞれの違い
ここまでの解説をまとめ、ボックス、フォーメーション、流しの違いを表にすると、以下の通りになります。
ボックス | 組み合わせを買う | 選んだ馬のすべての
フォーメーション | ボックスの買い目を 絞ったバージョン |
流し | 軸に購入 | 2着以内に入る馬を
フォーメーションを複数買いの基本として、ボックス、流しと、レースによって使い分けていくイメージです。
フォーメーションと流しは、本命馬が勝つ自信がある場合に利用しましょう。
どの馬が勝つか分からないような、いわゆる「荒れるレース」でボックスは有効です。
競馬のボックスを理解しよう
本記事ではボックスについてご紹介しました。
ボックスは買い目が多くなりがちなので、使うレースはしっかり選びましょう。
ボックスは、特に初心者の方や「とにかく当てたい!」という的中率重視の競馬ファンにおすすめの賭け方になります。
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