- 「競輪の自転車の名前は?なんて呼べばいいの?」
- 「重さや値段、フレームなど、競輪の自転車について知りたい」
- 「おすすめのメーカーとモデルは?」
競輪の自転車に関する、そのような疑問にお答えします。
本記事では、競輪用自転車の正式名称やフレームの素材・ギアの種類など、競輪の自転車に関するあらゆる情報を網羅します。
最後まで読むことで、競輪の自転車について理解でき、あなたにぴったりの自転車が見つかることでしょう。
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【競輪】ピストバイク?クロスバイク?自転車の名前
競輪の自転車はさまざまな名前で呼ばれており、時代とともに変遷してきました。
代表的な名前に、以下のような名前があります。
- ピスト
- ピスト車
- ピストバイク
- ピストレーサー
- レーサー
- トラックレーサー
どれも間違いではありませんが、最近では「ピストレーサー」や「ピストバイク」と呼ぶことが多いです。
単純に「ピスト」と略すことも多いので、ピストと聞いたら「競輪の自転車」を指すのだと覚えておきましょう。
一昔前は、「トラックレーサー」という名称が一般的でした。
ちなみに、クロスバイクやロードバイク、ロードレーサーといった呼び方は誤りなので、気をつけましょう。
ロードバイクは、競輪場以外で乗る自転車のことをいいます。
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競輪で使用される自転車の規定
競輪用の自転車は、日常で見かける自転車とは仕組みや構造が異なります。
重さや素材など、一定の基準を満たさないと競輪用に使用することができません。
ここでは、競輪で使用される自転車の特徴や、レースで使用する際に満たさなければならない規定について解説します。
重さは6.8kgから8kg
競輪の自転車は、重さが6.8キロ以上でなければなりません。
競輪選手が実際に使用している自転車の重さは、7kg~8kgであることがほとんどです。
一般的な自転車が15kgから20kgであることを考えると、かなり軽いことが分かります。
フレームは鋼材かカーボン
競輪で使用される自転車のフレームには、基本的に耐久性のある鋼材が使用されます。
しかし、ガールズケイリンで使用される自転車のフレームは、耐久性よりも軽量化に重きを置いたカーボンが使われていることをご存知でしょうか。
ガールズケイリンだけでなく、競輪以外の自転車競技に用いられる自転車のフレームは、基本的にカーボンです。
ギア=固定ギア
普通は自転車で下り坂を走ると、漕いでいなくてもホイールは「カラカラ」と、音を立てて自然と前に進みます。
しかし、競輪選手の使う自転車は「固定ギア」が採用されており、空回りすることがありません。
競輪の自転車に乗る際は、坂を下りながらでも漕ぎ続ける必要があります。
ギアの数は、小さければ小さいほどペダルを回す必要があり、たくさん漕がなければならないため体力を消耗するのが特徴です。
しかし、トップスピードに到達するのが速いため、時間をかけずに加速したい時には最適といえるでしょう。
反対にギアの数字を増やすと、加速に時間がかかる上に最初はペダルが重いため疲れます。
長い目で見るとペダルを漕ぐ回数をおさえながら、速度を維持できるという強みがあります。
ブレーキは無い
競輪の自転車にはブレーキがないため、停止する際はペダルを逆回りに漕いで減速する必要があります。
「なぜブレーキがないのか?」
と疑問に思うかもしれませんが、自転車の軽量化や構造をなるべく単純にするためにブレーキを取り除く必要がありました。
何よりも、ブレーキがあると急な減速を可能にするため、選手同士の事故を起こすリスクは高まります。
危険な事故をなるべく減らすためにも、競輪の自転車からブレーキが取り除かれているのです。
競輪の自転車は自前?気になる値段
結論から書くと、競輪の自転車は全て自前で、故障などが起きた際も自分で費用を負担しなければなりません。
ここで気になるのは、
「競輪用の自転車の値段が、いくらするか?」
という点ではないでしょうか。
フレームやホイールをはじめとする自転車のパーツは全て、NJSが定めた規定内のものを使用します。
選手の選ぶメーカーや、部品によって値段も上下しますが、おおよそのパーツごとの値段は以下の通りです。
パーツ | 値段(円) |
---|---|
ハンドル | 3,880 |
ニギリ | 1,260 |
ステム | 5,980 |
タイヤ | 20,000(各10,000) |
リム | 13.000(各6,500) |
スポーク・ニップル | 4,300(各2,150) |
ハブ | 32,240 |
サドル | 9,480 |
ポスト | 8,300 |
ペダル | 10,480 |
クリップバンド | 4,900 |
トークリップ | 1,350 |
クランク | 26,800 |
BBセット | 11,850 |
大ギア | 12,600 |
チェーン | 2,000 |
小ギア | 9,600 |
チェーン引き | 3,380 |
フレーム | 240,000 |
合計 421,400 |
競輪の自転車の値段は、おおよそ42万円だということがわかりました。
稼いでいる競輪選手なら何ともないかもしれませんが、競輪学校を卒業したばかりの選手からすれば、かなりの出費だといえるでしょう。
さらに、自転車に加えて以下の出費が出てきます。
自転車以外に必要なもの | 値段(円) |
---|---|
ヘルメット | 10,000 |
サングラス | 30,000 |
手袋 | 5,000 |
レーサーシューズ | 40,000 |
レーサーパンツ &アンダーウェア | 20,000 |
プロテクター | 40,000 |
合計 550,000 |
そのため、競輪で選手として走るには、おおよそ55万円かかるということになります。
競輪用自転車のおすすめメーカーとモデル9選
ここでは、競輪用の自転車で人気のメーカーと、各メーカーのおすすめのモデルを紹介します。
多くのモデルの中からシングルスピードのピストバイクを厳選したので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
メーカー | モデル | 特徴 |
---|---|---|
Fuji | FEATHER | シンプルで 本格仕様 |
CINELLI | TUTTO | オンロード オフロード どちらも◎ |
LEADER BIKES | 725TR | ストリートで大活躍 |
CARTEL BIKES | AVENUE | クロモリ素材 乗り心地◎ |
LOCAL BIKES | Metro | 拡張性◎ カスタマイズ自由 |
MASI | FIXED UNO | 高品質で リーズナブル |
DURCUS ONE | MASTER TRACK BIKE | アルミパイで 街乗りに最適 |
BOMBT RACK | Needle | 超軽量なのに クロモリ素材 |
Affinity Cycles | LO PRO | しなやかで 強靭な1台 |
競輪の自転車を徹底解説:まとめ
この記事では、競輪で使われている自転車について解説しました。
競輪の自転車は、私たちが普段使用する自転車とあらゆる点で異なりますが、それらは主に軽量化を目的としています。
本来は、事故を防ぐためについている自転車のブレーキですが、競輪では逆にブレーキがついていた方が危ないという点は面白い対比といえるのではないでしょうか。
競輪場に足を運ぶ際には、本記事で覚えたことを踏まえて、選手たちの乗る自転車に着目して観戦するのも楽しいかもしれません。
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