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数々のポーカー大会で優勝経験を持つ、日本を代表するプロポーカープレイヤー。
WSOP(World Series of Poker)にも参加した経験があり、その実績と卓越したスキルから国内外で高い評価を受けている。
現在はカジノ業界の企業に勤めており、初心者から中級者に向けてテキサスホールデムの戦略をレクチャーすることで、ポーカーの楽しさと奥深さを広めている。
「ドンクベット」は、あまり良くない手として知られています。
初心者の方は、何も考えずに利用してしまうケースが多いので注意が必要です。
しかし、始めたばかりの方は、下記のような疑問があるでしょう。
- 「なんでドンクベットがいけないの?」
- 「ドンクベットが有効に使える場面はないの?」
本記事では、ドンクベットがNGな理由や有効な場面などについて、詳しく解説していきます。
ドンクベットを理解すれば、勝率はかなり高くなるので、最後までご覧ください。
ポーカーのドンクベットとは?
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「ドンクベット」とは、プリフロップ(最初のカード2枚が配られた1ターン目)で、オリジナルレイザーのアクションより先にベットすることです。
「アホな手」や「バカな手」とまで、呼ばれることもあります。
基本的にポーカーでは、最後にレイズしたプレイヤーまでチェックすることが筋となっています。
先に行動を起こすと、自分の手が予測されてしまいます。
ドンクベットばかりしていると、初心者だと勘付かれるので気を付けましょう。
ただ、全ての場面で使えないというわけではありません。
状況次第では、強力な一手にもなります。
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ドンクベットがNGである5つの理由
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ここでは、ドンクベットがなぜNGとされているのか、5つの理由を説明していきます。
- 自分のハンドが予測されてしまう
- 相手のチップを取り逃がす
- フォールドされてしまう
- アクションしにくい
- ベットが無駄になる可能性がある
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自分のハンドが予測されてしまう
NGである1つ目の理由は、自分の手札と場に出ている共通カードでペアができている場合、相手に自分の手が予測されてしまうからです。
基本的には、チェックした場合はハンドが弱く、ベットした場合は強いと予測できます。
また、ドンクベットをすることにより、ハンドレンジが弱くなります。
ハンドレンジとは、プレイヤーが持っているであろうと予測できる、手札の範囲のことです。
バンドレンジが弱いとバレてしまえば、相手は強いハンドのときのみコールをして、弱いハンドのときは降りることができます。
このように、簡単に自分の手を読ませてしまうため、なるべくドンクベットをすることは避けましょう。
相手のチップを取り逃がす
NGである2つ目の理由は、相手のチップを取り逃がすからです。
ポーカー用語では、「バリューが取れない」といいます。
自分が強いハンドでも相手が降りてしまうため、獲得コインを最大限にできません。
せっかく強い役ができたのに、多くのコインを獲得できないと、もったいないですよね。
自分が強いハンドを持っている場合は、ドンクベットをするのではなく、チェックをして相手にコインを賭けさせるようにしましょう。
多くのコインをベットさせてることにより、大量のコインが獲得しやすくなります。
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フォールドされてしまう
NGである3つ目の理由は、相手にフォールドされてしまうからです。
ドンクベットは、セオリー通りの手ではないため、相手が不自然に感じて、降りてしまう可能性があります。
上記でも説明した通り、簡単にフォールドされてしまうと、大きく勝つことができません。
相手の手を探るためにも、チェックして様子を伺いましょう。
初心者は「強いハンドができたから」といって、ドンクベットを連続で行ってしまうケースが多いので注意しましょう。
自分の手が強い場合でも、手の内を見せない工夫をしましょう。
相手が上級者であれば、すぐに初心者だと気付かれカモにされてしまいます。
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アクションしにくい
NGである4つ目の理由は、アクションがしにくくなってしまうからです。
ドンクベットばかりをしていると「強い手のときだけアクションしてる」と簡単に予測されてしまいます。
そのため、自分がチェックをしたケースでは、役が弱いと見分けられ、勝つのが難しくなります。
まずはチェックをして、相手の出方を見るのが無難です。
上手く駆け引きをすることにより、相手も自分の心理が読みにくくなります。
相手に手札を読ませず、有利にゲームを進めていきましょう。
ベットが無駄にな可能性がある
NGである5つ目の理由は、ベットが無駄になる可能性があるからです。
まず、相手の手の内もわからずドンクベットをしても、勝てる確率は高くありません。
相手がすごく強いハンドを持っている場合、ベットしたことにより、それが無駄になってしまいます。
相手にリレイズされた場合、損失はかなり大きいものとなってしまうので、チェックまたはコールで余計なコインを払わないようにしましょう。
ポーカーで勝つためには、大きく損しないことも大切です。
なるべく自分は損失を少なく、大きくコインを獲得できるように作戦を組みましょう。
ドンクベットが有効な3場面
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確かにドンクベットはセオリー通りではなく、しない方がいいとされています。
しかし、使い方によっては、強力な手となることもあります。
ここでは、ドンクベットが有効な3場面をご紹介します。
- より多くのバリューを獲得したいケース
- 安く次のカードを見たいケース
- 無料でカードを見させたくないケース
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より多くバリューを獲得したいケース
自分のハンドが強い際は、相手からより多くのバリューを獲得したいですよね。
相手プレイヤーにレイズやコールをさせる方法として、ドンクベットは有効に使えます。
そうすることにより、最大限のバリューが得られる可能性があります。
しかし、ドンクベットばかりをしていると、フォールドされてしまう確率が上がるので、使いすぎには注意です。
上手く利用するには、タイミングや相手のハンドレンジを予測する必要があります。
さらにポーカーが強くなりたい方は、ハンドレンジの知識なども学んでおきましょう。
ポーカーでは、様々な状況に対応できるように、多くの知識や経験が必要です。
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安く次のカードをみたいケース
次のカードで強いハンドを成立させられる可能性があるけど、相手に大きいベットをさせたくない場合も有効です。
次のカードで強いハンドが完成しそうな場合、安く次のカードを見たいですよね。
ドンクベットを利用すれば、相手がコールしてくれる可能性もあり、なるべく安く次のカードを見られる場合があります。
しかし、相手にレイズされた場合の対策を考えておかなければ、損失が大きくなってしまうので慎重に行いましょう。
無料でカードを見させたくないケース
自分が強いハンドの場合、相手に無料でカードを見せるのは損です。
無料でカードを見させてしまうと、相手のハンドも次第に良くなり、都合よく勝たせてしまいます。
セオリー通りチェックするのではなく、なるべく簡単にカードを見させないためにも、ドンクベットを利用しましょう。
相手が強くなりそうなハンドを持っている場合、フォールドさせる効果もあります。
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ドンクベットされた際の対処法
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ここでは、相手にドンクベットを利用された際の対処法を解説していきます。
対処法は、相手のレベルによって異なります。
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相手がフィッシュ(カモ)なプレイヤーなとき
相手がフィッシュ(カモ)なプレイヤーは、強いハンドがきたらドンクベットを多用するケースが多いです。
その場合は、無理に勝負や駆け引きをするのではなく、素直にフォールドしてください。
反対にフィッシュなプレイヤーが、チェックばかりするようであれば、ハンドが弱い証拠です。
自分に強いハンドが来た場合は、大きくコインをベットして、バリューを獲得しましょう。
何回降ろされても我慢して、1回の大勝利を狙うのが得策です。
相手が上級者なとき
ドンクベットを使用する相手が上級者のときは、2つの対策法があります。
それは「素直にフォールドする」と、「ブラフと読み、反撃する」です。
タイミング良くドンクベットを使ってくるプレイヤーは、何かしらの策略があると考えていいです。
それに乗ってしまうと、難しい選択を迫られるケースが多いので、無難にフォールドしておくのが得策です。
ブラフとは、自分が弱い手でも相手に強い手と錯覚させる方法です。
自分の手がかなり強い場合には、慎重かつ大胆に勝負してもいいでしょう。
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ポーカーを学ぶならクイーンカジノがおすすめ
ドンクベットをさらに理解したい、実戦で試したいという方におすすめなのが、クイーンカジノのポーカーです。
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クイーンカジノのポーカーには
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特典を利用して、気軽にポーカー上級者を目指しましょう。
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そちらもかなりの盛り上がりを魅せているので、ぜひアクセスしてみてください!
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ドンクベットを理解して有効に活用しよう!
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本記事では、ドンクベットについて、NGな理由や有効な場面などについて詳しく解説していきました。
ドンクベットは、自分が不利になるケースが多いため、セオリー的には使用しない方がいいとされています。
しかし、場面によっては有効利用することもでき、より多くのバリューを獲得できる可能性があります。
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