数々のポーカー大会で優勝経験を持つ、日本を代表するプロポーカープレイヤー。
WSOP(World Series of Poker)にも参加した経験があり、その実績と卓越したスキルから国内外で高い評価を受けている。
現在はカジノ業界の企業に勤めており、初心者から中級者に向けてテキサスホールデムの戦略をレクチャーすることで、ポーカーの楽しさと奥深さを広めている。
- ポーカーで役別の出る確率や勝率が知りたい
- ポーカーではどのように勝率を計算するのか知りたい
あなたは、このような悩みをお持ちではないでしょうか。
勝敗を左右するのは、手札でどれだけ強力な「役」を作れるかにかかっていますが、その「役」ができる確率を知ることで、あなたの戦略がさらに洗練されるでしょう。
この記事では、ポーカーにおける役の確率について、詳しく解説していきます。
確率を理解することで、あなたも次の勝利を手にするチャンスをぐっと引き寄せられるはずです。
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ポーカーゲームの主な種類3つ
大きく分けるとポーカーは、以下の3種類に分けられます。
- ドローポーカー
- フロップポーカー
- スタッドポーカー
ドローポーカー
ドローポーカーは、プレイヤー手札を入れ替えながら、役を揃えるのを目指すルールとなっています。
一般的にポーカーと聞いてイメージされる種類でもあり、伝統的なポーカーのルールの1つといえるでしょう。
自分の手札は相手に見せないため、「クローズドポーカー」とも呼ばれます。
フロップポーカー
フロップポーカーは、テキサスホールデムに代表される種類のポーカーです。
配られた手札で役を競うドローポーカーやスタッドポーカーとは異なり、フロップポーカーは配られた手札と場に公開されたコミュニティカードを組み合わせて役を揃えます。
フロップポーカーは、以下の流れで行われます。
プレイヤーに2枚の手札が配られる→1回目のベットアクションを行う
コミュニティカードが3枚オープンされる→2回目のベットアクションを行う
4枚目のコミュニティカードがオープンされる→3回目のベットアクションを行う
5枚目のコミュニティカードがオープンされる→最後のベットアクションを行う
手札をオープンし、コミュニティカードとの組み合わせてより強い役が揃ったプレイヤーが勝利
このように相手に見られない2枚の手札と、全員が見られる5枚のコミュニティカードの組み合わせてゲームが進められるため、駆け引きの要素が強く楽しめます。
スタッドポーカー
スタッドポーカーは、決まった枚数のカードをプレイヤーに配り、揃った役の強さを競うルールとなっています。
ドローポーカーのように手札の交換はなく、1枚ずつ各プレイヤーに手札が配られ、一部の手札以外はオープンで相手が見られる状態で配られます。
相手の手札の一部が見られる状態でチップを賭けていくため、駆け引きの要素がより強くなっています。
スタッドポーカーで役が出る確率
スタッドポーカーは、52枚のトランプのうち5枚の手札が配られ、その中で役が揃うかどうかなので、確率の計算はシンプルです。
5枚の手札で勝負するカリビアンスタッドポーカーでは、各役の出現確率は以下のようになっています。
ノーハンド(役なし)の確率が50%ということは、ワンペア以上の役が出来上がっている場合、1/2以上の確率で勝てる計算になります。
また、ツーペアから上の役の出現確率が極端に低いため、掛け方の参考になるでしょう。
ドローポーカーで役が出る確率
ドローポーカーは、手札が5枚配られた状態からカードチェンジができるため、役が揃う確率の計算はより複雑になります。
チェンジする手札の枚数や、他のプレイヤーに配られた手札の内訳によっても、さまざまなパターンが考えられるため確率の計算は困難です。
そのため、状況を限定した部分的な確立を紹介します。
フロップポーカーで役が出る確率
フリップポーカーは、手札とコミュニティカードの組み合わせて役を揃えるという特性上、さまざまな確率計算が可能です。
単純に役が揃う確率だけでなく、各段階で役が揃うかどうかの確率も参考にしながら、プレイする必要があります。
まずは、フロップポーカー(テキサスホールデム)で役が揃う確率を見ていきましょう。
次に、状況ごとの確率について見ていきましょう。
ハンドごとの確率
ハンドとは、各プレイヤーに配られる2枚の手札を指します。
2枚の手札と5枚のコミュニティカードの組み合わせて役を作るため、ハンドの組み合わせは非常に重要です。
特定のハンドが配られる確率は、以下のようになっています。
フロップで役ができる確率
フロップの段階(手札2枚&コミュニティカード3枚)の組み合わせで、役ができる確率は以下の通りです。
リバーまでに役ができる確率
リバーの段階(手札2枚&コミュニティカード5枚)の組み合わせで、役ができる確率は以下の通りです。
特定のハンドからフロップで役ができる確率
特定のハンドから、フロップの段階で役ができる確率を紹介します。
フロップの段階で自分が有利か不利かの判断材料になるため、相手との駆け引きで上回るためにも重要です。
- フラッシュドロー:5枚のうち4枚のマークが揃って、あと1枚でフラッシュになる状態
- ストレートガットショット:あと1枚でストレートが揃う状態で、中間のカードが抜けている状態
- オープンエンドストレートドロー:5枚のうち4枚の連続したカードが揃って、あと1枚でストレートが揃う状態
ターンで役ができる確率
ターンの段階で役ができる確率は、以下の通りです。
フロップからターンに移る段階で、役ができる確率を考慮した上で、ベットの判断をしなければなりません。
リバーで役ができる確率
リバーの段階で役ができる確率は、以下の通りです。
リバーで役ができる確率を考慮すれば、状況に応じたベットの判断ができます。
ターンの時点で役ができていなければ、一番弱い役ができる確率でも13%程度なので、慎重にならなければなりません。
フロップポーカーにおける勝率の考え方
テキサスホールデムに代表されるフロップポーカーでは、最初に配られる2枚の手札(ハンド)の組み合わせによって勝率が変化します。
そのため、プロフリップ時点でベットするかどうかの判断も可能です。
プリフロップ時点でのハンドに対する勝率は、以下の通りです。
ポーカーの確率を簡単に計算できるアプリ
ポーカーの確率を、簡単に計算できるアプリをご紹介します。
確率表を記憶するのは現実的ではないため、アプリで簡単に計算できるようにしましょう。
ポーカー計算機
ポーカー計算機は、Rounders LLCが提供しているアプリで、シンプルな使いやすさが魅力です。
カードを設定するだけで、確率を即座に計算できるため、初心者でも簡単に扱えるでしょう。
ポーカー勝率オッズ計算アプリ
ポーカー勝率オッズ計算アプリは、特定のハンドが配られる確率を計算できるアプリです。
状況に応じて、どの役がどれぐらいの確率で出るかを計算できるため、より詳細で実践的に使えます。
ポーカーオッズ計算
ポーカーオッズ計算は、場面ごとの勝率が簡単に計算できるアプリです。
プレイしながら変化する状況に応じて勝率の計算ができるため、ベットするかどうかの判断が正確にできます。
確率を使ったポーカーの戦略
ここでは、ポーカーの確率に関するより実践的な内容を解説します。
状況に応じて使い分けることで、より正しい判断が可能になります。
2%~4%の法則
2%~4%の法則は、役を完成させる際に自分の欲しい手札が引ける確率を、計算する方法のことです。
計算方法は、以下の通りです。
- 欲しいカードの残り枚数を調べる
- ボードに出る残りカード枚数を調べる
- 上記の2%をかける
ターンの段階で欲しいカードが引ける確率は「残り枚数×4%」で、リバーの段階では「残り枚数×2%」で確率を計算します。
フラッシュドローをターンとリバーで引ける確率
フラッシュドロー(あと1枚でフラッシュが完成する状態)で、欲しいカードを引ける確率は「残り枚数×2%」です。
残り枚数が9枚の場合、ターンで引ける確率は「9枚×4%=36%」、リバーで引ける確率は「9枚×2%=18%」となります。
オープンエンドからストレートを引ける確率
フロップ時点でオープンエンド(連続したカードが4枚揃っている状態)だった場合、ストレートになる確率は33%です。
ガットショットからストレートを引ける確率
ガットショット(あと1枚でストレートが揃う状態で、中間のカードが抜けている状態)の状態から、リバーまでにストレートが揃う確率は16.5%です。
フロップツーペアがフルハウス以上に発展する確率
フロップの状態でツーペアが揃っている状態から、フルハウスになる確率は16%です。
ポケットペアがリバーまでにセットやクワッズになる確率
ポケットペア(手札2枚が同じ数字)から、スリーカードになる確率は20%です。
フォーカードにまで発展する確率は0.3%です。
ポーカーで確率が重要な理由
ポーカーで確率が重視される理由は、主に以下の3点です。
- 長期的な戦略で勝ちを狙える
- 客観的な状況判断ができる
- 選択の正しさを検証できる
長期的な戦略で勝ちを狙える
ポーカーは、確率の計算が重要なゲームなので、長期的な戦略によって期待値を積み重ねることが重要です。
1つ1つの判断で期待値がより高い方を選択し続ければ、長期的にチップを増やすことができるでしょう。
客観的な状況判断ができる
ポーカーを確率で捉えていれば、感情的な判断を排除して、客観的な選択ができるようになります。
感覚的にプレイしていると、判断に一貫性がなくなって負ける可能性を高めてしまいます。
選択の正しさを検証できる
確率で考えることで、1つ1つの判断を振り返って検証することもできます。
プレイ後に復讐を繰り返すことで、確率を基準にした判断を研ぎ澄ますことができるでしょう。
ポーカーを確率や勝率を計算しながらプレイしよう!
ポーカーは、確率で考えるのが非常に重要なゲームです。
数学的な要素が大きく関わるため、役ができる確率や手札による勝率を頭に入れた上でプレイすることで、より正しい判断ができるようになります。
この記事を参考にして、確率や勝率を計算しながらプレイしてみましょう。