数々のポーカー大会で優勝経験を持つ、日本を代表するプロポーカープレイヤー。
WSOP(World Series of Poker)にも参加した経験があり、その実績と卓越したスキルから国内外で高い評価を受けている。
現在はカジノ業界の企業に勤めており、初心者から中級者に向けてテキサスホールデムの戦略をレクチャーすることで、ポーカーの楽しさと奥深さを広めている。
ポーカーのセットという言葉には、ホールデムポーカーでスリーカードがハンド2枚と、フロップ1枚で成立した役という意味があります。
セットとは、ポーカーをプレイするための基本キットを揃えたグッズ、という意味の2種類で使用される用語です。
本記事では、ポーカーのセットという用語の2種類の意味の解説と、使い分けを詳しく解説します。
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ポーカーのセットには2つの意味がある
ポーカーには「セット」という用語があります。
セットとは英語でSetと表記し、組み合わせて一揃いにするという意味があります。
「セットする」、「〇〇セット」など、すでに日本語の一部として使われている単語です。
ポーカーでは、このセットに2つの違う意味があります。
- 役としてのセット
- 道具としてのセット
役としてのセットは、ホールデムポーカーでハンドの2枚とコミュニティカードの1枚で成立したスリーカードを、さす言葉です。
道具としてのセットは、カードやチップなどのポーカーをプレイするためのグッズセットを意味します。
ここでは、ポーカーのそれぞれのセットの意味を、詳しく解説します。
ホールデムの役としてのセット
役としてのセットは、ポーカーの中でもテキサスホールデムで使われる用語で、手札2枚とコミュニティカード1枚で成立するスリーカードを意味します。
たとえば手札に7が2枚あり、コミュニティカードの7と合わせてスリーカードが成立した場合に、「フロップで7のセットになった」と使います。
ホールデムとは
ポーカーは、5枚のトランプカードで成立するペアや、スリーカードなどの役の強さを競うゲームです。
日本で一般的に遊ばれているポーカーは、クローズドポーカーと呼ばれる5枚のカードを、すべて手札として隠してプレイします。
実は、カジノでプレイされるポーカーの主流は、ホールデムと呼ばれるルールのポーカーです。
ホールデムポーカーはフロップポーカーとも呼ばれ、最大の特徴はプレイヤー全員が共通して使うことができる「コミュニティカード」の存在です。
コミュニティカードとは、テーブルに表向きで置かれたカードで、すべてのプレイヤーが共通して使用できます。
プレイヤーは、手持ちのカードとコミュニティカードの組み合わせで、ハンドを作成します。
ホールデムのなかでも、5枚のコミュニティカードでプレイするテキサスホールデムポーカーが、現在のカジノの主流なのです。
ホールデムのセットはスリーカード
ホールデムでのセットとは、ハンドが同じ数のペアになっていて、コミュニティーカードの1枚を合わせてスリーカードが成立している状態です。
たとえば、Aでスリーカードが成立すれば、「Aのセット」と呼びます。
ハンドが最初に配られたカードでペアになっているのを、ポケットペアと呼びます。
ポケットペアが成立していれば、コミュニティカードに1枚同じ数字があればスリーカード(セット)、さらに4枚あればフォーカード、あるいはフルハウスへの発展も期待できます。
同じスートでそろえるフラッシュや数字が連続するストレートなどの役と比較すると、テルで読まれたりしない限りは警戒されにくい役なので、セットが成立すれば積極的に勝負にでる局面です。
ただし、相手が自分よりも強いセットを成立させているかもしれません。
その状況を、オーバーセットと呼びます。
セットが成立する確率
テキサスホールデムでセットが成立するためには、ハンドが同じ数のペアとなり、さらにコミュニティカードで1枚同じ数が出現する必要があります。
テキサスホールデムのゲームの流れは、以下のとおりです。
ハンド2枚が配られる。
コミュニティカードのうち3枚が公開される。
コミュニティカードのうち4枚が公開される。
コミュニティカードのうち5枚が公開される。
フロップからリバーまでの間で、ベットをレイズしたり、あるいは勝てる見込みがないのでフォールドをするなどのアクションを決めていきます。
プリフロップの段階でハンドがペアになる確率は約5.8%、さらに、最初のフロップでセットが成立する確率は約11.7%、リバーで成立する確率は約19.1%と言われています。
ハンドでペアが成立していれば、勝てる確率はグッと高くなる
セットとトリップスの違い
手札2枚のペアとコミュニティカード1枚で成立したスリーカードの「セット」に対して、手札1枚とコミュニティカード2枚で成立したスリーカードを、「トリップス」と呼びます。
セオリーでは、「sets win money and trips lose money」と言われ、日本語に訳すと「セットはお金が稼げるが、トリップスは損をする」という意味です。
トリップスでは、コミュニティカードですでにペアが成立しているので、相手もスリーカード以上の役が成立している場合が少なくありません。
トリップスが成立しているのは、相手に読まれやすい状況なので「かえって負ける可能性が高くなる」という解釈になります。
セットは積極的に攻めて、トリップスは慎重に場を見極める
グッズとしてのポーカーセット
ポーカー用語のセットのもう一つの意味は、道具としてのセットです。
ポーカーは、ゲームはトランプがワンセットあればプレイ可能ですが、カジノゲームとして楽しむ場合にはトランプのほかにもベットをするチップやマットなどのツールの用意が必要です。
ポーカーグッズをそろえて、簡単に持ち運びができるように収納ケースに納めた一式が、ポーカーセットです。
ポーカーセットの基本構成
ポーカーセットの基本構成は、おおむね下記のとおりです。
- トランプ:2セット~5セット
- チップ:200枚~500枚
- ディーラーボタン:1個
- ポーカーマット:1枚
これらのグッズが、アルミ製などのアタッシュケースに納められてセットになっています。
ただし、セット内容は価格などによって違いがあります。
トランプ
トランプが無くては、ポーカーはプレイできません。
セットによって違いがありますが、2組から5組程度がセットされています。
トランプの素材には、紙とプラスチックがあります。
長く遊ぶのであれば、耐久性があり汚れたら水洗いも可能な、プラスチック製がおすすめです。
トランプのバックカラーや模様なども、好みのものを選びたいですね。
ポーカーチップ
チップは、賭け金をベットするお金の代わりになるコインです。
チップの材質も価格によってプラスチックやクレイ、セラミックなど様々です。
また、中心に「$10」、「$100」などのデノミ(金額)表示の有無に分かれます。
金額表示がなくても、カラーが3種類から5種類程度に分かれているので、ゲームを始める際にカラーごとの金額を設定すればOKです。
ただし、日本では賭けポーカーは違法賭博になるので、実際にお金を賭けてはいけません。
ディーラーボタン
誰がディーラーなのかがわかるように、テーブル上に置くボタンのようなコインがディーラーボタンです。
表面に、「DEALER」と表記があります。
ディーラーとは、カジノではゲームを進行する役回りのスタッフです。
ポーカーセットを利用して友人などとプレイする場合には、トランプを配ったりしてゲームを進行するディーラー役を、持ち回りで担当します。
ポーカーマット
ポーカーをプレイするのにポーカーマットは、必ず必要なグッズではありません。
マットを使用することで、カジノテーブルのような雰囲気を味わうことができ、表面が柔らかくできているのでカードの保護などにも役立ちます。
ポーカーセットの選び方
ポーカーは、極端に考えればトランプが一組あれば、楽しめるカードゲームです。
雰囲気を盛り上げてプレイするには、やはりチップやマットが欲しいですね。
ポーカーセットは、Amazonや楽天市場などのインターネット通販サイトで、簡単に見つけることができます。
選ぶ際の主なポイントは、以下の通りです。
- トランプの材質:紙もしくはプラスチックなど
- チップの材質:プラスチックもしくはクレイなど
- ポーカーマットの有無
- 収納ケース:アルミ製もしくは木製など
5,000円前後の一般的価格帯のセットで、十分楽しめます。
Amazonでの購入価格を参考に、ご紹介します。
ポーカーセットを手に入れてホールデムを楽しもう
ポーカーは、トランプさえあれば手軽に楽しめるゲームでありながら、本場カジノでも人気が高いゲームでもあります。
世界大会なども数多く開催されて、数千万円規模の賞金を手にするプロ選手も活躍しています。
現在、世界の主流はホールデムポーカー、少し難しいように感じるかもしれません。
インターネットなどで購入できるポーカーセットが手元にあれば、いつでもどこでもプレイ可能です。
ポーカーセットを手に入れて、世界の主流ホールデムポーカーを楽しみましょう。