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ポーカーと麻雀は似ているゲーム?共通点や相違点を徹底比較

ポーカーと麻雀は似ているゲーム?共通点や相違点を徹底比較
クイーンカジノブログ編集部 この記事の監修者 中本 智司

国際的に有名なカジノでフロアスーパーバイザーとして実務経験を積んだ後、カジノ情報サイトの編集長として転身。

カジノ運営のあらゆる側面に精通し、特にゲーム管理、顧客対応、イベント企画において卓越した成果を上げる。

これまでの経験を活かし、カジノゲームの戦略、業界の最新ニュース、法規制の更新といった幅広いテーマを扱うサイトを監修している。

ポーカーと麻雀はそれぞれ異なるゲームであり、いずれも共通点がないように感じられます。

実はポーカーと麻雀には多くの共通点があるといわれており、多くのプロの麻雀プレイヤーがポーカーを好んでプレイしているのです。

本記事では、ポーカーと麻雀のどこに共通点があるのか、そして逆に異なる点、いわゆる相違点はあるのかを解説します。

ポーカーと麻雀の共通点について気になる方や、ポーカーはやるけど麻雀はやらないという方は、是非参考にしてください。

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目次

ポーカーと麻雀の特徴

それでは、ポーカーと麻雀の共通点や相違点を解説する前に、まずはそれぞれのゲームの特徴について紹介します。

ポーカーの特徴

ポーカーとはトランプを使っておこなうゲームであり、トランプの絵柄の組み合わせによって役を作り、役の強さで競い合います。

出典:世界のヨコサワチャンネル

役は5枚の手札を使って作りますが、役の数は10程度とそれほど多くはありません。

相手よりも高い役を作ると勝ちとなるため、自分が強い役を作ることも重要です。

加えて、相手の役がどうなっているのか、何の役を狙っているのかなど相手との駆け引きも、勝つための重要な要素となります。

麻雀の特徴

麻雀とは雀牌と呼ばれる絵柄が描かれた牌を用いたゲームであり、牌の絵柄の組み合わせによって役を作り、誰よりも早く役を完成させたプレイヤーが勝利となるゲームです。

出典:クリアレインのアトリエ

役を作るための牌は全部で14枚用いるため、役を完成させるためにはある程度の時間がかかります。

対戦相手が捨てた牌を手に入れて役を完成させることができるので、捨てられた牌を注視する必要があると同時に、自分が捨てる牌にも配慮が必要です。

新クイーンカジノポーカーゲームの画像

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ポーカーと麻雀の7つの共通点

それでは、ポーカーと麻雀のそれぞれの特徴をおさえたところで、双方の共通点について解説します。

数ある共通点のうち、特に重要な7つの共通点を厳選して解説しましたので、いまいち共通点についてわからないという方は参考にしてください。

どちらも「不完全情報ゲーム」である

ゲームは、全ての情報が開示された上で勝負をする「完全情報ゲーム」と一部の情報が伏せられた状態で勝負をする「不完全情報ゲーム」の2つに分類されます。

ゲームの分類に関する画像

将棋や囲碁、チェスなどは、全てが盤面上に情報が展開されており、どのように勝負が展開されていっているのか経過も確認できますので「完全情報ゲーム」となります。

情報の開示が平等であるため、完全に実力差で勝敗が決まるゲームだともいえます。

一方、トランプのババ抜きや神経衰弱などは、一部の情報が隠されている「不完全情報ゲーム」です。

逆にいえば情報が開示されてしまうとゲームが成立しなくなってしまうゲームであり、見えない情報を状況から推測したり、相手との駆け引きをしたりしながら情報を補完して勝負します。

ポーカーと麻雀は、どちらも「不完全情報ゲーム」の分類となり、自分以外の情報が見えない状況で闘うゲームです。

どちらのゲームも、様々なところに見えない情報のヒントが隠されているため、自分で探りながら勝利を掴み取っていく醍醐味があります。

ギャンブル要素がとても強い

ポーカーは、昔からカジノの定番ゲームになっており、麻雀も昔から博打の一種として扱われていた歴史があることから、どちらもギャンブル要素は非常に強いです。

特に、麻雀は昔の昭和映画ではよく裏社会の勝負事に使われており、より博打のイメージを強く感じる人も少なくありません。

日本では、賭博が禁止されているためギャンブルそのものは浸透していないものの、世界的にはポーカーも麻雀も健全なギャンブルとして認知されており人気を集めています。

自分で役を作り上げていくゲーム

ポーカーと麻雀の大きな共通点の一つに、「役の構築」があります。

決められた数の手札や牌を用いて、より難易度の高い組み合わせを作っていくゲーム性は意外に多くありません。

ほとんどのゲームはもっとシンプルで、簡単なルールになっていることが多いのですが、ポーカーや麻雀は「自分で育てて役を作り上げていく要素」があり、非常に奥深いゲーム性です。

勝敗はチップや点棒の奪い合い

勝敗のつけ方はゲームによって異なりますが、ポーカーも麻雀も共通して自分が持っているチップや、点棒という財産を奪い合うゲーム性です。

どちらのゲームも、対人ゲームになっているため当然といえば当然なのですが、単に得点の獲得を重ねていく球技を代表するようなゲームとは根本的な性質が異なっていることがよくわかります。

やはりどちらのゲームも、賭け事を前提としているゲーム性だといえます。

スキルだけでなく運要素も必要

ポーカーも麻雀も不完全情報ゲームであるため、どうしても足りない情報を補いきれません。

ある程度の情報補填は、本来のスキルや実力で賄えますが、把握できない情報には運の要素がつきまといます。

自力でどうでもできないものには、ポーカーであれば次に自分が引く手札、麻雀であれば次のツモであったり裏ドラの内容など、勝敗に欠かせない要素が多分に含まれています。

従って、ポーカーも麻雀もスキルだけでなく運要素が欠かせず、それにより初心者でもある程度は運で勝てることもあるのです。

完全なる実力差だけで勝敗が決まらないところが、ポーカーや麻雀の魅力です。

相手との駆け引きが要求される

ポーカーと麻雀の大きな共通点の一つとして、「相手との駆け引き」があります。

いずれのゲームも対人戦であり、ポーカーであれば必ずしもストレートフラッシュやロイヤルフラッシュの役を狙う必要もありませんし、麻雀であれば必ずしも役満を上がる必要もありません。

あくまで相手より上の役であったり、相手より早く上がったりできれば勝利できるゲームなのです。

相手が何を狙っているのか、どんな戦況なのかを推測し、駆け引きを楽しむ点は両者の共通点となっています。

競技人口が多く認知度は世界レベル

ポーカーと麻雀、いずれのゲームも認知度は非常に高く、世界レベルで人気があります。

ポーカーの競技人口は、日本ではまだ100万人と少ないながらも、カジノで人気の高いポーカーは世界だと競技人口は1億人以上です。

一方、麻雀であれば国内だけでも450万人、世界だと数億人にのぼると言われています。

どちらのゲームも、競技人口が多いゲームとなっています。

ポーカーと麻雀の7つの相違点

それでは続いて、ポーカーと麻雀の相違点について解説していきます。

共通点の多い2つのゲームですが意外に相違点が多く、中でも大きな相違点を7つ挙げます。

1ゲームあたりの所要時間

ポーカーは、1ゲームあたりの所要時間はおよそ2〜3分と短いですが、麻雀は1局あたり慣れていても10〜15分ほどかかります。

ポーカーはスピード重視であるのに対し、麻雀は時間をかけてじっくり取り組むゲームだといえます。

捨てられたカードや牌の扱いが違う

ポーカーでは、自分が不要になったカードは場から捨て去られることになります。

捨てたカードは、再利用されることはありません。

しかし、麻雀は自分が捨てた牌は相手が獲得することができ、自分が捨てたことによって相手が役を完成させてしまうことも少なくありません。

ポーカーでは、自分が捨てたいカードを自由に捨てられますが、麻雀では自分だけでなく相手にとっても不要な牌を捨てなければいけないのです。

チップや点棒の獲得方法

ポーカーも麻雀もチップや点棒の奪い合いとなりますが、ポーカーは自分のベット額によって獲得できるチップが変化します。

たとえ大した役でなかったとしても、勝利さえすれば多くのチップを得られるチャンスとなります。

一方、麻雀は自分が高い役を作らなければ得られる点棒は少なく、賭け金は存在しません。

これは麻雀の所要時間が、長くなってしまう要因の一つです。

不利な状況下での選択肢

ポーカーでは、自分の手札が不利であったり、役が全然できていないと判断した場合、途中で降りることができます。

一方、麻雀はどれだけ不利な状況であっても途中で降りることはできず、相手に取られない牌を捨て続けなければいけません。

戦い方が大きく変化するため、これは大きな相違点であると言えるでしょう。

ルールの難易度

ポーカーは馴染みのあるトランプを使ったカードゲームであり、役を構成するための手札も5枚しかないので、ルールはそこまで難しくありません。

しかし、麻雀は牌が独特でかつ14枚の牌で役を作る必要があるため、麻雀のルールの難易度は高くなっています。

麻雀の役は複合するため、役の得点計算が複雑になるのも難易度の高さを物語っています。

ゲームの参加人数

ポーカーはテーブルで対戦するため、参加人数は2人から10人と非常に幅広くなっています。

一方、麻雀は四角形の卓を囲ってプレイするので、参加人数は2人から4人までと一度に多くのプレイヤーと勝負できません。

ポーカーはスピードも麻雀より上であり、タイムパフォーマンスの面からも優れているゲームです。

世界大会の規模や賞金

ポーカーは、世界各地でたくさんの大会が開かれていますが、最も大きな大会である「WSOP」では優勝賞金が1,000万ドル(約14億円)になるほどの規模を誇ります。

一方、麻雀も多くの大会が開かれているものの、世界大会でも優勝賞金は50万ドル(約7,000万円)と規模は大きいとは言い切れません。

ポーカーの方が、ギャンブルゲームとして確立されていることが原因と見られ、賞金目当てにポーカーを始める人がいるほどです。

相手の役の察知

ポーカーでは、相手がどんな役を狙っているのか、またどんな役が完成しているのか、察知する方法はほぼありません。

途中で降りなかったり、ベット額を上げたりしているのを見て、自信があるかどうかの推測ができる程度です。

一方、麻雀は相手の捨てた牌を見れば、何の牌を集めているのか、どんな役が揃っているのかを推測できます。

麻雀では、あと1牌で完成する状態になると役を強くするためにリーチをかけて宣言することがあり、察知しやすくなることもあります。

ポーカーと麻雀の共通点と相違点を理解しよう

今回は、ポーカーと麻雀の共通点と相違点についてまとめました。

お互いの共通点と相違点についてまとめると、以下となります。

ポーカーと麻雀の共通点と相違点比較まとめ
  • ポーカーと麻雀の共通点は非常に多い
  • ポーカーも麻雀も相手との駆け引きを楽しめるゲームである
  • どちらのゲームもギャンブル要素が強く、スキルだけでなく運も重要
  • ポーカーと麻雀では相違点も多く、所要時間や参加人数に違いがある

ポーカーと麻雀の間にはゲーム性やルールこそ違えど、多くの共通点が多いです。

どちらも相手との駆け引きを楽しめるゲームなので、まだプレイしたことがないのであれば是非チャレンジしてみてください。

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ポーカーと麻雀は似ているゲーム?共通点や相違点を徹底比較

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この記事を書いた人

岩永 希美のアバター 岩永 希美 Webライター

世界各国の著名カジノでディーラーとして豊かな経験を積み重ねた後、カジノゲームと戦略に関する専門Webライターとして転身。数千人のプレイヤーに対してゲームを提供し、カジノゲームのルール、戦略、心理戦に関する深い知識を持っている。その経験を活かし、プレイヤーがカジノゲームをより深く理解し、楽しむための戦略やコツを提供する記事を執筆中。

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