ブラックジャックのゲームでは対戦の要素があり、プレイヤーがディーラーに勝てば配当を獲得できます。
勝ち・負け・引け分けという3つの結果しかないので、ブラックジャックの賭け方はカジノゲームの中で比較的に少ないほうです。
しかし、ブラックジャックにはいくつかの特殊な賭け方も存在しています。
本記事では、ブラックジャックの基本的な賭け方から、上級者向けの特殊な賭け方まで、幅広く解説します。
- ブラックジャックの基本的な賭け方
- ブラックジャックの特殊な賭け方
- 一部のブラックジャックで利用できるサイトベット
- それぞれの賭け方の配当、特徴、注意点
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ブラックジャックの基本的な賭け方
まず、ブラックジャックでベットしたい場合は、どうすればよいのでしょうか？
ランドカジノなら、手前のベッティングエリアに自分のチップを置くことでベットが成立します。
オンラインカジノの場合、ベットのボタンがあるので、そこからベッティングを行うことが可能です。
ブラックジャックのメインベットは、ディーラーとの対決であり自分が勝つことに賭けるとも受け取れるでしょう。
ブラックジャックのゲームの目標は、合計値が21点に近いかつ22点未満の手札を作ることです。
最初の2枚の手札で21点（Aと10点のカード）が完成していた場合は「ブラックジャック」といい、「ブラックジャック」での勝利はほかのハンドで勝った場合より多くの勝利金を獲得できます。
ブラックジャックの基本的な賭け方の配当倍率は、次の表をチェックしてください。
| プレイヤーの結果 | 配当倍率 |
|---|---|
| 勝ち | 2倍 |
| 勝ち（ブラックジャック） | 2.5倍 |
| 負け | ベット金は没収される |
| 引き分け | ベット金が戻ってくる |
注意すべき点は、ブラックジャックで勝った場合多めの払い戻しを獲得できるルールであり、こちらはプレイヤーのみに適用されます。
ディーラーがブラックジャックで勝っても、プレイヤーが支払うベット金は元の1.5倍になりませんので、ご安心ください。
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ブラックジャックの特殊な賭け方
ブラックジャックのメインベット、つまりディーラーに勝てば配当を貰えるという賭け方は、基本的にすべてのブラックジャックの共通の賭け方です。
メインベットに対して、ここで解説するブラックジャックの賭け方は多くのブラックジャックで利用できますが、一定の条件を満たす必要があります。
ダブルダウン
ブラックジャックのダブルダウンは、自分が最初にベットした金額（オリジナルベット）と同額を追加し、代わりにカードを1枚しかヒットできない賭け方です。
自分のオリジナルハンド（最初の2枚）と、ディーラーの表向きになっている「アップカード」をみて、自分のハンドはディーラーに勝てそうと判断した場合に使う賭け方です。
ダブルダウンで掛け金を2倍に増やしたため、勝利できれば勝利金も元の2倍になります。
一部のブラックジャックでは、4倍のダブルダウンも可能です。
ただし、リターンが高くなる同時に、リスクも高くなります。
ダブルダウンは、失敗したらより多くの資金を失う賭け方、ということを覚えておきましょう。
▶既に強いハンドの場合はダブルダウンしない
ダブルダウンの場合は、カードを1枚引いて勝負する必要があります。
ダブルダウン宣言後、カードを引かずにそのまま勝負することもできません。
自分のハンドが19点などの強いハンドである場合は、ダブルダウンするともう1枚を引かなければならないので、21点を超えて無駄に損失を大きくする可能性が高いです。
自分のハンドの合計値が「9・10・11」の場合なら、ダブルダウンの賭け方を積極的に使ってもいいでしょう。
ブラックジャックでは、10としてカウントするカードは「10・J・Q・K」の4種類もあり、10点のカードが出る確率が1番高いです。
つまり、自分のハンドが「9・10・11」の場合は、10点をカードを引いて19・20・21という強いハンドで勝負できる可能性も高いです。
スプリット
ブラックジャックのスプリットとは、最初に配られた2枚のカードの数字が同じである場合、最初のベットと同額を追加し、2枚のカードを2手に分けてそれぞれでプレイしていく賭け方です。
一部のカジノやブラックジャックのルールによって、スプリット後はダブルダウンができない、またはAのペアでスプリットした場合は2手にそれぞれ1枚のカードしか追加できない制限があります。
「2つの手に分けて勝負するなら、勝つ可能性が2倍になる！」と思われるかもしれません。
しかし、スプリットという賭け方は、違うタイミングで使うと逆に不利になる可能性もあります。
▶「5」「10」のペアではスプリットしない
絶対スプリットという賭け方を使わないほうがいい、というタイミングはあるのでしょうか？
それは、プレイヤーのハンドが「10」のペアや「5」のペアの場合です。
10のペアならそもそも合計値が20で、負けるパターンはディーラーのハンドが21の場合のみです。
そのため、そのままスタンドしたほうが勝てる可能性が高いです。
逆に、スプリットの賭け方をしても、21点が出ない限り、元より強いハンドを入手できません。
2倍のベット金も払いましたが、結局負けるリスクが高くなります。
5のペアの場合は合計値が10で、そのままプレイしていくと強いハンドで勝負できる可能性が高いです。
5のペアでスプリットの賭け方を使うと、むしろ勝てる可能性が低くなります。
▶「A」「8」のペアはスプリットしたほうが有利
スプリットをしてもいいペアは、「A」のペアと「8」のペアです。
ブラックジャックで「A」は、1または11として数えます。
11としてカウントする場合、出る確率が最も高い10点のカード（30％）が引けば21となります。
オリジナルハンドが「A」のペアの場合は、スプリットの賭け方で、21点が出ることを狙うことが可能です。
「8」のペアの場合は、スプリットの賭け方で「16」というリスクの高い数字を回避することができます。
ディーラーは、16を超えるまでヒットする必要があるため、プレイヤーは16以上の合計値で勝負したほうが勝つ可能性が高くなります。
「8」のペアは合計で16点で、そのまま勝負すると負ける可能性が高いですが、カードを追加すると21を超えるリスクも高く、とても不利なハンドです。
「8」のペアでスプリットすると、不利な16点を回避し、比較的に有利な18点を狙うチャンスです。
インシュランス
ブラックジャックのインシュランスという賭け方は、ディーラーの表向きのカードが「A」の場合のみに使える賭け方です。
インシュランスの賭け方を行えないブラックジャックもありますので、気をつけましょう。
インシュランスは、名前通りの保険をかける賭け方です。
表向きのカードが「A」だった場合、ディーラーがブラックジャック（最初の2枚で21点）成立の可能性が高いです。
そのためプレイヤーは最初のベットの半分を追加し、ディーラーのハンドがブラックジャックであることに賭けます。
予想が的中、ディーラーがブラックジャックだった場合、プレイヤーは配当を獲得できます。
インシュランスの配当は、インシュランスベットの3倍、つまり最初のベット+インシュランスベットの分が戻ってきます。
インシュランスは利益を獲得できない、あくまでも可能な損失を挽回するための賭け方であることを必ず覚えておきましょう。
予想が的中しても、損失が0になるだけです。
ブラックジャックのサイトベット
サイトベットは、一部のブラックジャックしか提供していない賭け方です。
本戦の勝負結果ではなく、カードの組み合わせなど特定の条件に賭けるものです。
サイトベットの勝率が低いですが、ブラックジャックのゲーム体験をより豊かにしたい方は利用できます。
ブラックジャックのサイトベットは多くありますが、ここでは特に有名ないくつかをご紹介します。
尚、カジノやブラックジャックの種類によって、サイトベットの配当はここに記載したものと異なる場合もあります。
パーフェクトペア
最初の2枚のカードが同じ数字や、同じ絵柄であることに賭ける賭け方です。
組み合わせによって、獲得できる配当も異なります。
| 組み合わせ | 内容 | 配当 |
|---|---|---|
| ミックスペア（ナンバーペア） | 同じ数字で色が異なる | 6倍 |
| カラーペア | 同じ数字かつ同じ色で絵柄が違う | 11倍 |
| パーフェクトペア | 同じ数字で同じ絵柄 | 31倍 |
21+3
プレイヤーの最初の2枚のカードと、ディーラーの表向きのカードが特定の組み合わせになることに対してベットする賭け方です。
| 組み合わせ※ | 内容 | 配当 |
|---|---|---|
| フラッシュ | 3枚のカードが同じ絵柄 | 6倍 |
| ストレート | 絵柄不問・3枚のカードが連番 | 11倍 |
| スリーカード | 絵柄不問・3枚のカードが同じ数字 | 31倍 |
| ストレートフラッシュ | 3枚のカードが同じ絵柄で連番 | 41倍 |
| スーテッドトリップス | 3枚のカードが同じ絵柄で同じ数字 | 101倍 |
※一部はポーカーの役とは同名ですが、「21+3」ベットの対象は3枚のため、組み合わせは少し異なります。
まとめ：ブラックジャックの賭け方(遊び方)を解説
ここまで、ブラックジャックの様々な賭け方について解説しました。
ブラックジャックの基本的な賭け方では、プレイヤーが自分の勝利に賭けます。
特殊な賭け方も存在しており、正しく利用できれば勝率アップの効果も期待できるでしょう。
一部のブラックジャックは、サイトベットを利用できますが本戦の勝負には影響しません。
サイトベットは勝率が低いですが、大きな配当を入手できる可能性があります。
ぜひシンクイーンカジノで、ブラックジャックの様々な賭け方を試してみてはいかがでしょうか。
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