パチンコ店の回収日とは、パチンコ店が利益を獲得するために来店客が、勝ちづらくなるような設定を行う日です。
週末や祝日、大型連休などの集客が見込まれる日や給料日や年金支給日などのお金を使いやすい日程が、回収日になりやすいと言われています。
そもそも回収日に設定されると、なぜ勝てなくなるのでしょうか。
この記事では、パチンコの回収日の意味や勝てない理由、また、回収日が設定される具体的な日程などを詳しく解説します。

回収日の見極め方や、コツについても解説します!
パチンコは回収日には勝てないのか?


パチンコは、1930年に名古屋で第1号店が開店しました。
現在では、全国に7,000店舗以上、市場規模は14兆円以上と言われています。
成人男性であれば、ほとんどの方が一度はパチンコ店に、足を運んだことがあるのではないでしょうか。
パチンコは、一人で台に向かって黙々とプレイする遊技ですが、あの大当りの興奮を体験するとクセになってしまいます。
しかし、パチンコは残念ながらいつでも勝てるわけではありません。
大きく勝つ日もあれば、負けて大金を失ってしまう日もあるでしょう。
なかでも要注意が、回収日と呼ばれる日程です。
回収日は、パチンコ店が売上を回収する日、プレイヤーにとっては勝てる見込みが極めて少ない要注意日です。
パチンコ・パチスロ|利用者アンケート調査結果(2025年最新版)
2025年2月にクラウドワークス上で、パチンコ・パチスロプレイヤー100名を対象に、アンケート調査を行いました。
データ分析結果まとめ
アンケート結果から、負けた際につい追加投資をする(46%)、粘りすぎる(28%) など、損失を取り戻そうとする心理が強く働くことが分かります。
一方で、遊技時間は1~2時間(53%)、月1~3回(50%) の層が多く、短時間・低頻度で楽しむユーザーが増えているようです。
また、情報収集はYouTube(37%)が主流 で、攻略系動画の影響力が大きいことも特徴的です。
メーカー別ではSANKYO(34.2%)が人気 で、ブランド力の強さが評価されています。
今後の業界発展には、短時間プレイ向けの施策や、YouTubeを活用した情報発信の強化が鍵となります。
オカルト要素をエンタメとして活かしつつ、戦略的な立ち回りを促す機能や、コンテンツの提供が求められるでしょう。
































パチンコの回収日は勝てる確率が低い日
パチンコでは、プレイする玉を購入する金額から、出玉分の景品額を差し引いた金額が売上になります。
大当たりをたくさん出して還元しすぎては、赤字になってしまいます。
そのバランスをとるために、パチンコ店が設定するのが「回収日」です。
つまり、回収日とはパチンコ店が「スロットの設定を低くする」、または「パチンコの回転率を落とす」などの調整をおこなって売上を回収する日なのです。
回収日のパチンコは、プレイしても勝つのが難しい日といえるでしょう。
しかし、勝てない日ばかりではお客様は来なくなってしまいます。
お客様を集客するために、設定を入れたり、回転率を上げたりするなどしてプレイヤーの勝てる確率がアップしている日を「出玉開放日」などと呼び、プレイヤーにアピールすることもあります。



パチンコ店は、回収日と開放日のバランスを上手に組み立てて、集客し利益を獲得しています。
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パチンコの回収日に勝てない理由


回収日とは、パチンコ店が売上を普段より回収する日という意味です。
パチンコが売り上げを回収するということは、プレイヤーの勝率が下がるという意味になりますが、どうして回収日は勝ちにくいのでしょうか。
理由は、台の設定と釘の調整です。
設定とは、スロットの抽選で大当りやATが出てくる確率を低くすること、釘の調整とは玉がアタッカーに入りにくくする事を意味します。



パチンコもスロットも、回収日仕様が存在します。


パチンコの設定は6段階
パチンコには設定が設けられている機種があり、スロットと同じく6段階で設定されています。
パチンコの大当りは演出とは関係がなく、ヘソに玉が入っった時点で大当りが抽選され当落が決定しています。
その抽選確率が高いほど結果的に出玉が多くなり、逆に抽選確率が低いと出玉は得られにくいです。
2018年に導入された、パチンコ台の設定の事例です。
設定 | 大当り確率 |
---|---|
1 | 1/159.8 |
2 | 1/154.2 |
3 | 1/150.7 |
4 | 1/147.3 |
5 | 1/140.9 |
6 | 1/119.2 |
回収日には、設定1や2などの厳しい設定、逆に開放日にはかなり甘めの設定になります。
回収日で厳しい設定になっているとしても、全く勝てないわけではありません。



最近は設定付パチンコはリリースされていませんので、基本は釘調整が重要な要素になっています。


釘の整備はグレーゾーン
釘の調整とは、玉の流れをコントロールする盤上の釘の角度などを調整して、ヘソに入賞する頻度を調整する事です。
現在のようなデジタル機が、一般的になる以前の昭和の時代には、パチンコ台の釘を調整するくぎ師と呼ばれるプロがハンマーでたたいて調整をしていました。
くぎ師とパチプロの壮絶な戦いを描いた「くぎ師サブやん」という大ヒット漫画もありました。
実は、現在は釘の操作は風営法の関連規則である「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」により禁止されています。
表向きは釘調整はおこなわれていないことになっていますが、実際に台を見てみると台によって少し釘の角度が異なっているのが現状です。



釘調整はおこなってはいけないことになっているので、昔ほど極端なケースはなくなりました。


パチンコの回収日はこんな日に設定される【カレンダー2025年版】


ここでは、パチンコ店の回収日が具体的にいつに設定されるのか解説します。
結論としては、客数が多く見込める日と、来店客がお金を多めに使える日です。
- 客数が多く見込める日:休日、祝日など
- お金を多めに使える日:給料日など



パチンコの回収日となる可能性がある日程を、より具体的にカレンダーに当てはめて検討してみましょう。
給料日
働いて収入を得ている方が、もっとも多くお金を持っている日が給料日です。
パチンコが趣味であれば、給料日にはホールに行きたくて仕事をしていても、ウズウズするのではないでしょうか。
パチンコ店もそこが狙い目です。
毎月給料日はめぐってきますが、主な日程は以下のとおりです。
- 一般企業:毎月25日が多い
- 派遣社員・アルバイト:毎月25日もしくは15日が多い
- 公務員:毎月15日が多い
給料日には、普段よりも多くの軍資金が使えますが、その分失う金額が大きくなります。
もちろん、回収日といっても必ず負けるわけではありません。
可能であれば給料日当日はグッとこらえて、翌週の平日に勝負をするのが賢明ではないでしょうか。
一般企業は25日が給料日の場合が多いですが、パチンコ店であれば近隣にある企業の給料日などを調査しているのは、間違いありません。



会社の給料日はだいたい同じなので、「月末は出にくい」と考えて良いでしょう。


年金支給日
年金支給日は2ヶ月に1回、偶数月の15日です。
年金とは20歳以上の全ての国民が掛け金を納付し、65歳に達すると納付した総額に応じた金額を、生活費として支給されるお金です。
年金には国民年金や厚生年金、共済年金などの種類がありますが、偶数月に2ヶ月分をまとめて受け取れるので20万円から多ければ50万円以上に金額になる場合があります。
年金支給日には、パチンコホールに直行するシニア層も少なくはないでしょう。
パチンコ店にとっては、格好の回収日候補といえます。



海物語シリーズの設置が多いなど、年配層向けのホールは要注意です。


週末、祝日
週末や祝日などの来店客が多い日も、回収日に設定しやすいでしょう。
回収日は、一切勝てない日ではなく、負ける確率が高くなる日です。
たとえば、10人の来店客で一人しか大当たりしていなければ、とても少なく感じられます。
しかし、100人がプレイしそのうち10人が大当りしていれば、それなりの開放感を感じられるのではないでしょうか。
まさに、回収日のマジックにはまっている状況です。
ましてや月末の日曜日など、給料日直後の休日は要注意といえるでしょう。



稼働が高いと状況が良いと勘違いしがちなので要注意です。
大型連休
休日が連続する大型連休期間も、回収日の候補にあげられます。
2025年の大型連休を、確認してみましょう。
土日が休日であることを前提した場合、3連休以上になるのは以下となります。
- お正月:12/30頃~1/5頃
- 成人の日:1/10~12
- GW:4/26~5/11
- 海の日:7/19~21
- お盆休み:8/9頃~17頃
- シルバーウィーク:9/13~15
- スポーツの日:10/11~13
- 文化の日:11/1~3
- 勤労感謝の日:11/22〜24
連休は、パチンコ三昧という方も多いのではないでしょうか。
しかし、毎日でも打ちたくなる連休は、パチンコ店にとって回収日設定の大チャンスなのです。



どうしても打ちたい場合は、負けにくい機種を選びましょう!


パチンコで勝ちやすい日の見極め方


パチンコの回収日とは、勝てる確率がとても低くなる日です。
それでは、勝ちやすい日はあるのでしょうか。
パチンコで勝ちやすい日は旧イベント日が該当することが多く、「特定日」などと呼ばれ、プレイヤーに取っては狙い目の日程です。
特定日は、パチンコ店があらかじめ決めていることが多いですが、色々なところに勝てるチャンスが散りばめられています。



特定日でなくても攻めるチャンスは残されています!
平日や連休明けは勝ちやすい
「会社帰りにパチンコしたら勝ったので、次の休みに1日パチンコをしたら大負けした。」
という経験はありませんか?
これは、まさにパチンコの回収日マジックにはまった例です。
これを逆に考えれば、平日は勝ちやすいといえるのではないでしょうか。
パチンコの開放日は集客のための特売セール、平日に大当りを体験して週末の長時間プレイにつなげる戦略です。



連休明けの平日も勝ちやすい日の候補です。


「新装開店」や「新台入替」も狙い目
パチンコ店では、「新装開店」や「新台入替」などのイベントを定期的に開催しています。
これは、小さなオープニングセールを仕掛けて集客を狙うイベントです。
「新装開店」や「新台入替」などのタイトルにつられてパチンコをしたものの、全く勝てなかったでは、がっかりして客足が遠のいてしまいます。
このようなイベント日は、勝ちやすい日と判断できます。
ただし、勝ちやすいのは導入された新台や、パチンコ店のおすすめ台です。
すべての台が、勝ちやすいわけではありませんのでしっかりと立ち回りしましょう。



全ての台で勝てるわけではないので要注意です。


オンラインなら回収日関係なくプレイ可能
パチンコ店は従業員の人件費や固定資産税、設備投資…様々な費用がかかるため、1年のほとんどが回収日になっていると言っても過言ではありません。
実際に店舗を構えて運営するということは、それだけ資金を必要とするので仕方ないとも言えます。
しかし、オンラインであればパチンコ店が抱えているような負担は小さくなるので、回収日を意識する人は少ない印象です。
クイーンカジノであれば、もう今のパチンコ店で打てないような機種が打てますし、回収日を気にせずにプレイできるので要チェックです。



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パチンコの回収日に関するよくある質問
ここでは、パチンコの回収日についてよく聞かれる質問を解説します。
パチンコの回収日とは何ですか?
パチンコの回転率を低くしたり、スロットの設定を低くしたりして、プレイヤーの勝率を落として店が利益を回収する日を指します。
どうすれば回収日を回避できますか?
回収日の特徴として「週末などの休日」や「長期休暇」などが挙げられますので、それら以外の日を狙うと良いでしょう。
逆に打った方が良い日はありますか?
旧イベント日など「特定日」と言われている日は、店がプレイヤーに還元することが多いのでおすすめです。
まとめ:パチンコで勝つコツはカレンダーにあり


パチンコの回収日とは、ホールが売上を回収する日です。
つまり、プレイヤーにとっては勝てない日といえます。
しかし毎日が回収日ではありません。
パチンコで勝つコツは、カレンダーから勝てる日と負ける日を見極めることです。
ホールに客数が多くなる週末や休日、またパチンコ店にとって狙い目となる給料日などを避けて、勝ちやすい日を賢く選択すれば勝てる可能性が高くなります。



回収日を避けてプレイすれば、自ずと勝率は上がるでしょう!