- 「オートレースの養成所は厳しいの?」
- 「養成所に入る条件が知りたい」
- 「費用はいくらかかる?無償化したって本当?」
この記事では、オートレースの養成所に関する悩みや疑問を抱えるあなたに向けて、納得のいく回答を提示します。
養成所での生活やルールから、入学条件や入学試験・費用についても解説しているので、参考にしてみてください。
最後には、オートレーサーに向いてる人の特徴も説明しているので、要チェックです。
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オートレースの養成所は厳しい?生活の実態
オートレース選手になるためには、養成所に通い、試験に合格しなければなりません。
この養成所は、正式名称を「オートレース選手養成所」といいます。
オートレースの養成所は厳しい、という話をよく聞きますが、果たして本当なのでしょうか。
ここでは、その謎に包まれた実態を調査し解説します。
訓練は早朝6時から
養成所の訓練は、早朝6時から始まります。
早起きが苦手な人にとって、これはなかなか厳しいかと思いますが、そんなことも言っていられません。
この訓練がまたハードらしいですが、どれぐらいハードなのかは訓練生にしか分からないことです。
公営競技の選手になるための養成所はどこも厳しいといいますが、オートレースも例外ではありません。
3歩以上の移動はダッシュ
訓練生が養成所で教官にいわれることとして、「3歩以上の移動はダッシュ」が挙げられます。
どこかへ移動するときに3歩で済むわけがないので、養成所での移動時は常に走らなければいけないということです。
この他にも、厳しいルールがたくさんあるとのことなので、これからオートレースの養成所へ入ろうとしている人は覚悟しなければなりません。
教官の怒号は当たり前
緊張感のない訓練生には、教官の怒号が飛ぶそうですが、これも当たり前の光景とのことです。
実際に、養成所に入ってしまえば慣れるのかもしれませんが、最初のうちはとくに怖いと感じることでしょう。
恋愛禁止
オートレースの養成所は、恋愛が禁止だということです。
最近では、オートレース選手を目指す女性も増えているので、今後さらにこの規律は厳しくなるかもしれません。
禁止ではあるものの、実際に恋愛をしている訓練生はいるかもしれません。
しかし、実際に養成所の中にいる人間にしかわからないことなので、実態は謎のままです。
飲酒・喫煙の禁止
たとえ成人を迎えていたとしても、養成所の訓練生である間は飲酒と喫煙が禁止されています。
特に、飲酒は酔った勢いで他の禁止事項を破ってしまうこともあるので、注意が必要です。
また、競輪とは違い肺をいたわる必要があまりないオートレースですが、喫煙もしてはいけません。
35期生は、不良の集まりだともいわれており、この禁止事項を破った訓練生がいるのではと噂されています。
スマホ禁止
養成所では、手紙はOKでもスマホは禁止です。
しかし、一切使用禁止というわけではなく、限られた時間になら使用してもいいことになっています。
35期生は、スマホの使用が原因で、多くの訓練生がデビューの機会を逃しました。
外出は月に1度のみ
養成所から外へ出ることができるのは、月に1度だけという決まりです。
これはなかなか厳しい規則ではありますが、慣れてしまえば意外と大丈夫だという訓練生も多いそうです。
選手としてデビューすれば外出するのはもちろん自由なので、それまでの辛抱だと考えることもできます。
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オートレースの養成所に入るための厳しい条件
養成所に入るための条件について解説します。
オートレースの養成所に訓練生として入るには、ここで解説するさまざまな条件をクリアしなければなりません。
受験資格
オートレースの養成所に入るには、以下の受験資格を満たさなければなりません。
- 満16歳以上(上限なし)
- 運転免許証所持(原付免許でもOK)
- 体重60kg以下
- 裸眼の視力が0.6以上、矯正視力が1.0以上(両目)
- 中学校卒業以上の学力を有している
- 成年被後見人又は被保佐人でない
- 過去に公営競技の法規に違反していない(罰金ならOK)
- 禁固以上の刑を受けていない
入学試験
オートレースの入学試験は、1次試験と2次試験に分かれています。
1次試験を通過した人のみ、2次試験を受けることが可能です。
以下は、1次試験と2次試験それぞれの内容になります。
なお、入学試験の受験料は10,000円です。
第1次試験 | |
場所 | 東京・静岡・大阪・福岡 |
試験内容 | (性格・心理・運動機能) | 適性検査のみ
第2次試験 | |
場所 | オートレース選手養成所 |
試験内容 | (性格、心理) ② 面接 ③ 身体精密検査 (脳波・心電図・視力) ④ 体力検査 ⑤ 技能検査 ⑥ 人格・素行検査 | ① 適性検査
2次試験に関しては、養成所にて2泊3日で実施されます。
費用は無料
オートレースの養成所でかかる費用は120万円でしたが、2024年から無償になりました。
しかし、自己都合やルール違反などの理由で退所する場合は、装具費用として30万円を負担しなければなりません。
入学試験を受験するために10,000円が必要になりますが、それ以外の費用は問題を起こさない限りは、かからないと思って大丈夫です。
オートレーサーに向いてる人の5つの特徴
オートレーサーに向いてる人は、どのような人なのでしょうか?
ここでは、オートレース選手になるために必要な資質を解説します。
集中力と反射神経
オートレースの選手になるには、瞬間的な判断力と反射神経が必要です。
レース中に気を抜くと、事故を起こしてしまう可能性があるため、常に高い集中力を維持する能力が求められます。
強いメンタル
レース中のプレッシャーに耐え、逆境を乗り越える強いメンタルが必要です。
養成所では、怒られることも多いうえに集団生活になるため、精神力が強靭でないと乗り越えるのは難しいでしょう。
また、地道なトレーニングやテスト走行を繰り返す忍耐力も必要です。
身体能力
体重制限があることからも分かるように、オートレースで活躍するには、身体のコンディションを維持するためのトレーニングが欠かせません。
元々身体能力が高いうえに、地道に努力できる人がオートレース選手に向いているといえるでしょう。
コミュニケーション能力
意外と大事なのが、コミュニケーション能力です。
オートレースは、他の選手だけでなくスタッフとの協力も必要不可欠なため、ある程度のコミュニケーション能力はあったほうがいいでしょう。
学び続ける気持ち
バイクの整備技術や走行技術など、オートレースの養成所では学ぶことがたくさんあります。
そんな中で大切になってくるのが、学び続ける気持ちです。
養成所での厳しい訓練を乗り越えるためには、不断の努力に加え、この姿勢が求められるでしょう。
結論:オートレースの養成所は厳しい
この記事を、最後まで読んでいただければお分かりかと思いますが、オートレースの養成所は厳しいということがわかりました。
しかし、オートレース選手への道のりはつらいことだけでなく、楽しいこともたくさんあるでしょう。
2024年からは、高額だった養成所の費用も無償化されているので、養成所に入ろうか悩んでいるあなたは、一度挑戦してみてもいいかもしれません。
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