パチスロの世界には、表舞台に出ることのない「裏物」と呼ばれる機種が存在します。
これらは一般にはあまり知られていないものの、特定のファンの間では高い人気を誇り、時には伝説として語り継がれることもありました。
本記事では、そんなパチスロの裏物10機種を厳選して一覧で紹介していきます。
また、なぜこれらが存在するのか、パチスロ愛好家としてこれらをどのように見極めるかなどについても詳細に解説します。
伝説の裏物から現在の状況まで、パチスロの裏側に迫る貴重な情報が満載です。
パチスロファンはもちろん、これからパチスロの世界に足を踏み入れようとする方にも必見の内容となっています。
- パチスロの裏物とは何か
- パチスロ裏物の10機種一覧
- パチスロの裏物の見極め方
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パチスロの裏物とは何か?
裏物とは台の基盤などを改造したもののことであり、別名「Bモノ」とも呼ばれています。
昔は違法改造業者によって違法な基盤が販売されており、それを使って改造された裏物が設置されている店が存在しました。
ただし、台が設置される前に厳しい検査が行われ、それを合格したもののみがホールへと導入されるというのが基本の流れです。
そのため、改造のタイミングとしては台が導入された後であり、店が違法改造業者から基盤を購入して裏物が作り出されていました。
一見通常の台との見分けがつかないため、知らないうちに裏物をプレイしてしまっていたという可能性もあるでしょう。
また、一部のメーカーでは検査に引っかからない方法で、最初から違法な設定やプログラムが施されていたものもあったようです。
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パチスロ裏物の時代別変遷
パチスロが導入された当初の0号機時代、セキュリティの甘さや簡単な基盤の仕組みから、裏物が容易に作成され流通していました。
そして、3~4号機の時代には爆発力の高い裏物が多く流通したことで、本格的に規制が設けられることになります。
その後、5号機が導入されても一部の業者によって裏物が作られていましたが、店側のリスクも大きく裏物は衰退していきました。
現在では、パチスロ機のセキュリティは非常に高くなり、裏物を作成することはほぼ不可能に近いと言われています。
しかし、今導入されている台の中には出玉や連チャン性能が非常に高いものもあるため、現在も裏物は存在するかもしれません。
パチスロの伝説の裏物10機種を一覧で紹介
過去に伝説とされたパチスロの裏物10機種を一覧で紹介します。
機種名 | 主な仕様 |
ビガー(パル工業) | チェリ連ver:ボーナスの前兆としてチェリーが連続で出現。 |
パワーゴリラ(パル工業) | バンバンver:一度当たると立て続けに当たりがくる。 |
ミコトV(バンガード) | リプ連ver:ボーナスの手前でリプレイが連続で出現。 |
スーパージャックポットV(岡崎産業) | ダイナマイトver:レギュラーボーナスから連チャン。 |
ブルーラグーン30(リックコーポレーション) | 状態ver:数十ゲーム以内にビッグ連チャン。 |
D-ZONE(エマ) | 初期ver:初当たりがカットされ、両ボーナスから連チャンに突入。 |
海人(トリビー) | 32Gver:32ゲーム以内に連チャン。 |
島唄30(オリンピア) | 遅れver:BIGかREGで揃った後、連チャンすれば高確率でBIGストックタイムが開始。 |
キングガルフ(大東音響) | 状態ver:数十ゲーム以内にビッグ連チャン。 |
ワンワンハウスA(大東音響) | リプ連ver:ボーナスの手前でリプレイが連続で出現。 |
パチスロに裏物が存在する理由は?現在も存在するのか?
裏物が存在する主な理由としては、運営側が不正に高い利益を得るためです。
パチスロの基盤を改造することで、本来より出玉や連チャンの性能が高くなります。
そのようにして、ギャンブル性をより高くし、プレイヤーの射幸性を煽ってより多くの利益を得ていました。
昔は今よりパチンコ店の数が多く、個人で経営している店も多く存在していたため、不正がしやすい環境だったと言えます。
しかし、現代ではパチスロ機の技術が高度化したことや規制が厳しくなったことから、裏物を作ることは困難になっています。
そのため、現在のホールに裏物が多く存在することはありませんが、一部のホールではまだ改造がされているという噂もあるようです。
パチスロの裏物を打つと逮捕される?
裏基盤を用いて改造し裏物を作り出すことはもちろん、裏物を利用すること自体が違法行為です。
裏物をプレイした場合、単純賭博罪や常習賭博罪によって処罰され、常習性があれば3年以下の懲役に処される場合があります。
また、日本には闇スロや裏スロと呼ばれる非合法な運営店舗もあり、このような店舗はマンションや雑居ビルで運営しています。
そのため、誤って入店してしまうことはないかもしれませんが、入店しただけでも逮捕される可能性があるため注意が必要です。
このように、もし裏物が発覚した場合、運営側だけでなく、利用していたプレイヤーも法的な責任を追及される可能性があります。
裏物の疑いがあるものは避け、正規の機種で遊びましょう。
パチスロの裏物の見極め方
裏物を見分ける方法としては、まず小役がカットされていないかを見ておきましょう。
ベルやチェリーなどを出づらくすることで、千円あたりのゲーム数を下げさせ、より多くの投資を促している場合があります。
機種にもよりますが、千円当たり20ゲーム前後が続く場合、裏物を疑ったほうがいいかもしれません。
また、朝一でプレイした際にすぐに当たりを引けた場合も、裏物の可能性があります。
このような設定はモーニング設定と言われており、法律で規制されているため、もちろん違法です。
その他にも様々なパターンの裏物がありますが、上記のような台には注意し、疑わしい場合はその機種を避けることが賢明です。
パチスロの裏物に関するよくある質問
ここでは、パチスロの裏物に関する多くの質問の中から、特に多かった内容だけに絞って回答を分かりやすくご紹介しています。
- パチスロの裏物といえば、どんな仕様がありますか?
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ボーナスの手前で小役のチェリーやベルなどが連続で出現する、チェリ連verやベル連verは一般的です。
また、決まったゲーム数以内に連チャンできるような、32Gverや100Gverなども多くの台に設定されていました。
その他にも、初当たりの確率を下げつつ、カットしたコインを上乗せしていく上乗せ方式など様々な仕様が存在します。
- なぜ4号機は廃止されたのでしょうか?
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4号機が廃止された理由は、射幸心を煽る裏物が多数流通してしまったためです。
4号機はストック消しや出玉性能の調整など、ホールにとって都合の良いような設定ができるようになっていました。
そして、このような裏物を排除するため、新たな規制に則った5号機が作られました。
- パチスロの5号機にも裏物はあったのでしょうか?
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5号機の裏物はほとんど存在しないと考えられています。
3~4号機の時代に多くの裏物が流通したことから、規制が設けられ、徐々に取り締まりが厳しくなりました。
そのため、裏物を設置した場合のリスクが大きく、メリットが小さいと考えるホールが増えたと考えられます。
また、裏物を設置しやすい個人経営のホールが少なくなり、大型のチェーン店が増えていることから、裏物の設置は難しくなっています。
- パチスロのハウスモノとは、どういうものですか?
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ハウスモノとは、ホール独自の設定に改造した裏物のことです。
裏物は基本的に、全国共通の設定が行われていることが多くありましたが、中には独自の設定が設けられているものもありました。
どのような動きをするのかが不明なため、攻略が難しいと言われていました。
パチスロ裏物一覧:まとめ
パチスロの裏物は、ホール側が大きな利益を出すために作っていた、非合法な台です。
- 裏物とは台の基盤などを改造したもののこと。
- 運営側が不正に高い利益を得るために、裏物が作られていた。
- 小役がカットされていたり、朝一のプレイで当たりが出たりした場合は、裏物の可能性がある。
当たり前のように裏物が設置されていた時代もありますが、現在は厳しく取り締まられております。
もし町中のホールにて裏物をプレイした場合、逮捕される可能性もあるため、十分に警戒しながら遊ぶ必要があります。
安全に、そして公正に楽しみながらパチスロをプレイしましょう。
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