5.5号機までなかった有利区間の概念は、6号機で勝つために理解するのは必須といえます。
なぜなら、有利区間は、単にパチスロをする上での一要素に過ぎないと考えがちですが、実はスロッターにとって重要な戦略的ポイントだからです。
この記事では、有利区間のメリットやデメリット、さらに5号機と6号機の間における重要な違いやそれぞれの仕組みについて詳しく解説します。
有利区間の正しい知識と効果的な活用方法を理解し、パチスロの立ち回りに活用しましょう。
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パチスロの有利区間とは?
有利区間ってよく聞くけど、よくわからない人も多いのではないでしょうか。
有利区間を知らなくてもパチスロを楽しむことは出来ますが、知識として覚えておくことで、有利な立ち回りが可能になります。
また、アツくなれるポイントがわかれば、パチスロをより楽しむことができるでしょう。
有利区間のメリット
有利区間はスロッターにとって多くのメリットがあります。
- 抽選の有利性
- 有利区間の温益を狙った戦略
- リセットや設定変更時の利点
有利区間に入ると、ATやARTなどの抽選が有利になり、多くの出玉を獲得するチャンスが増えます。
機種によっては、有利区間の終了条件が異なるため、これを理解し戦略的にプレイすることが攻略のカギになります。
たとえば、リセットや設定変更が行われた際には、新たに有利区間に入りやすくなるケースが多いため、これらのタイミングを狙うことも有効な戦略でしょう。
6.5号機では、有利区間が最長4,000ゲームに設定されており、差枚数で最大2,400枚の獲得が可能です。
有利区間のデメリット
スロッターが有利になる有利区間ですが、良いことばかりではなく、デメリットもあります。
- システムが複雑
- 出玉の制限
有利区間は、機種によっては複雑でわかりにくいのがデメリットです。
だんだんと複雑化しているので、常に新しい情報を理解していく必要があります。
一番のデメリットは、やはり出玉面でしょう。
差枚数が2400枚到達直前に、大量上乗せなどを引いてしまうと、無駄引きになってしまう可能性があります。
そのため、フリーズなどのプレミアフラグは、引くタイミングも重要ということです。
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パチスロの有利区間の具体的な条件
有利区間の具体的な突入条件と終了条件を解説します。
有利区間ランプの役割と確認方法をチェックしておくことで、立ち回りが有利になります。
一撃の上限枚数
1回の有利区間で獲得できる枚数は、差枚数で2,400枚です。
6号機の初期は、差枚数ではなく獲得枚数で2,400枚でした。
これはスロッターにとっては、うれしい規制緩和といえるでしょう。
6号機 | 6.5号機 | |
---|---|---|
使用枚数 | 1,000枚 | 1,000枚 |
獲得枚数 | 2,400枚 | 3,400枚 |
差枚数 | 1,400枚 | 2,400枚 |
6号機の初期は、2,400枚以上使うと一撃で回収は不可能でしたが、6.5号機では2,400枚プラスになるまでは獲得可能です。
ランプ点灯・消灯のタイミング
有利区間ランプの点灯や消灯のタイミングは、機種によって変わってくるので、一概に「ここです」と紹介できません。
しかし、ほとんどの機種の有利区間は設定変更後やAT終了後に終了して、再び新しい有利区間が始まります。
6号機の初期は有利区間ランプで判別が可能でしたが、6.5号機では有利区間中でも常に点灯している機種はほとんどないので、見た目での判別はできません。
注意点としては、ATが終了しても有利区間が続いている機種もあるということです。
ゲーム性が複雑化してきているので、簡単に判別が出来ない仕様になっています。
しかし、その複雑な仕様は、機種の面白さや爆発力を作る為には必要なシステムでしょう。
有利区間が切れるとどうなる?
有利区間が終了するということは、基本的には一連の連チャンが終わるということになります。
この状態は通常に戻り、再びATを目指す状況です。
しかし、機種によっては有利区間の終了がチャンスゾーンの始まりだったり、AT抽選の確率が上がるなど、チャンスの場合もあります。
理解するべき重要なポイントは、機種によっては有利区間の終了をどのように扱うかに差があるということです。
一般的に連チャンが終わった時点でゲームを止めるのがヤメ時とされていますが、それが全ての機種に適用可能なわけではありません。
機種ごとに設定された有利区間の特性を正確に把握し、それを活用することでより効果的にゲームを終了するタイミングを見極め、有利にゲームを進めることができます。
そのため、スロッターは機種特有のルールや特性を理解し、最適なプレイ戦略を立てることが可能です。
パチスロで勝つためには、ただ漫然とプレイするのではなく、機種ごとの有利区間の扱い方を把握し、それに基づいた適切な判断を下すことが大切です。
パチスロの有利区間の歴史
有利区間は6号機からではなく、実は5号機の後期から登場しました。
実は5.9号機と呼ばれる機種にも、有利区間は搭載されていました。
しかし、規制が6号機と違うのでチェックしていきましょう。
有利区間が存在する理由
有利区間は、出玉抑制のために5.9号機から搭載されたシステムになります。
このシステムには、ギャンブル依存症の防止や社会的な影響を最小限に抑える目的があり、スロッターが短期間で大量の出玉を獲得することを防ぐためにあります。
以前は、これを引いたら閉店コースというフラグも存在しましたが、有利区間が搭載された機種ではこのような強力な恩恵は残念ながら再現不可能です。
5号機と6号機の有利区間について
5.9号機から登場した有利区間ですが、同じ6号機でも違います。
世代 | 有利区間上限 | 出玉上限 | 有利区間ランプ告知義務 | コンプリート機能 |
---|---|---|---|---|
スマスロ | なし | 差枚数2,400枚 | なし(任意) | 19,000枚到達で当日稼働停止 |
6.5号機 | 4,000G | 差枚数2,400枚 | なし(任意) | 19,000枚到達で当日稼働停止 |
6.4号機 | 3,000G | 獲得枚数2,400枚 | なし | なし |
6.2号機(6.3号機) | 3,000G | 獲得枚数2,400枚 | あり(必須) | なし |
6.1号機 | 1,500G | 獲得枚数2,400枚 | あり(必須) | なし |
6.0号機 | 1,500G | 獲得枚数2,400枚 | あり(必須) | なし |
5.9号機 | 1,500G | 獲得枚数3,000枚 | あり(必須) | なし |
5.9号機の頃は3000枚獲得可能でした。
大きな変更点は、出玉上限が獲得枚数から差枚数になった6.5号機の時です。
パチスロの有利区間を無視?ツラ抜きスペックとは?
6号機のデメリットは、同一有利区間内で最大2,400枚の出玉を獲得後、状態がリセットされることです。
6.5号機において差枚数方式へと緩和されたものの、出玉に上限が存在すること自体に変わりはありません。
この問題を解決し登場したのが、ツラ抜きスペックです。
ツラ抜きスペックの仕組み
ツラ抜きスペックとは、複数の有利区間をまたいで、2,400枚を超える出玉を一撃で獲得できる特性を持つ機種のことです。
この仕組みは、有利区間の始まりを、チャンスゾーンやATに設定することで2,400枚の壁をつらぬいてきます。
特定の条件を満たすと、有利区間再セット時に上位ATで始まることもあるので、ツラ抜きスペックの方がスロッターには受け入れられています。
出玉上限を感じさせないシステムは、誰もが待ち望んでいたシステムでしょう。
ツラ抜きスペックの機種紹介
ツラ抜きスペックの機種を紹介します。
項目 | 詳細 |
---|---|
パチスロ犬夜叉 | 1,000枚以上獲得するATで終了した場合には、AT期待度50%のブッた斬りゾーンへ突入します。 メダルをほとんど減らさずに次のAT突入に期待できる点がスロッターには受け入れられました。 |
パチスロ甲鉄城のカバネリ | 6.5号機ということで、差枚数で2,400枚獲得可能になっています。 その後はエンディングとなるわけですが、カバネリはエンディング後はSTスタートなんです。 このST中にチャンス目を引き、ボーナスを引ければ、前のATとほぼ繋がった状態になるので一撃で大量獲得の夢がある仕様です。 |
スマスロ北斗の拳 | 初代のゲーム性を再現した北斗の拳ですが、本機は一撃で万枚も可能なスペックとなっております。 有利区間がどこで切れたか見た目では判断できないのでわかりにくいですが、内部的には高継続率のバトルボーナスが再セットされています。 もし通常に戻ったとしても1ゲーム目にプレミア演出で北斗揃いが確定するパターンもあります。 |
スマスロ北斗の拳は、よくここまで4号機の初代に近づけたと感心する完成度です。
純増枚数こそ違いますが、5号機でも再現できなかったシステムを良く再現できています。
まとめ:パチスロの有利区間とは?
パチスロの有利区間は、特定の条件下でスロッターに有利になるシステムで、ATやARTの抽選が有利になり出玉のチャンスが増えます。
しかし、有利区間は今までの機種の通常時だと思ってもらって大丈夫です。
5.9号機から始まった有利区間も、6号機の初期に比べると緩和傾向です。
一撃で万枚は無理かと思われましたが、ツラ抜きスペックにより再現可能になっていることは、スロッターからすると嬉しいポイントです。
有利区間を理解し、有利に立ち回りましょう。
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