ポーカーのブラインドとは？メリット・デメリットや戦略等を解説

ポーカーには様々なポジションがあり、その1つに「ブラインド」があります。

ブラインドは、ラウンドをプレイする際に必ず強制ベットをしなくてはなりません。

ただ、初心者の方は、ブラインドと聞いても下記のような疑問を抱くのではないでしょうか？

そこで本記事では、ブラインドのメリットやデメリット、戦略などについて詳しく解説していきます。

ポーカーで勝つために必要な内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。

ポーカーのブラインドとは？

ブラインドには、下記の2つのポジションが存在します。

ここでは、2つの意味や役割について説明します。

ビックブラインド

ビックブラインドはBBとも略され、スモールブラインドの左に位置するポジションです。

また、アンダー・ザ・ガンの右隣になります。

強制ベットのレートはルールによって異なりますが、ビックブラインドは、ゲーム開始時にコイン（ほとんどが2コイン程度）を支払わなくてはいけません。

スモールブラインド　

スモールブラインドとは、ディーラーの左に位置するポジションです。

基本的には、ビックブラインドの1/2コインをゲーム開始時に強制ベットします。

通常、スモールブラインドからアクションを行わないといけないため、強くないポジションとされています。

ポーカーのブラインドの決め方

ブラインドを決める方法として、まず始めにボタンを決めます。

ディーラーから、左回りにカードを1枚ずつ配ります。

1番強いカードを持つプレイヤーがボタンとなり、その左側がスモールブラインド、さらにその左側がビックブラインドとなります。

スモールブラインドから左隣になるほど、有利なポジションです。

テキサスホールデムとは？

テキサスホールデムなどの、ディーラーボタンが存在するゲームに、ブラインドポジションは存在します。

ブラインドを理解するためには、テキサスホールデムについても理解する必要があります。

ここでは、テキサスホールデムについて詳しく解説していきます。

基本的なルールと試合の流れ

テキサスホールデムは、世界中で人気があり、ゲームを楽しんでいる人数は、1億を超えるといわれています。

ゲームは2〜10人でプレイが可能で、ディーラーボタンを回しながら（ディーラー役も担当する）ポジションを変えていきます。

まず、ゲームが始まる前にブラインドは、参加費用（強制ベット）として、コインを支払ってください。

カードはディーラーの左隣から配られ、アクションを開始していきます。

専門用語が多いので慣れるまでは戸惑うかもしれませんが、そこまで難しいルールではありません。

テキサスホールデムはポジションが重要

テキサスホールデムでは、各ポジションで特性が異なります。

ポジションが最初の方だと、相手の行動や心理を読み取ることができないため、不利なポジションとも言えます。

それと反対に最後にアクションが可能な、ディーラーポジションでは、他プレイヤーの手や戦略を予測できるため有利です。

そのため、前半ポジションでは、強い手札でのプレイが基本的な考え方になっています。

中盤ポジションでは、前半ポジションのアクションを観察することができますが、後半ポジションのプレイヤーに行動を読み取られてしまう可能性もあります。

ですので、手堅くゲームを進めるケースが多いです。

後半ポジションでは、他プレイヤーの行動を確認してからプレイできるため、様々な戦略を選択しながら有利に進められます。

各ポジションの特性や優位性を理解して、上手に立ち回り、勝率を高くしましょう。

ポーカーにおけるブラインドのメリット・デメリット

ここでは、ブラインドポジションについた際のメリットや、デメリットについて解説していきます。

不利と言われているポジションですが、メリットもあります。

メリットやデメリットを理解して、最適な選択ができるようになりましょう。

ポーカーにおけるブラインドのメリット

ブラインドポジションでのメリットは、プリフロップ（1ターン目）の際、最後にベットするか降りるかを選択できることです。

そのため、序盤は他プレイヤーの行動を確認しながら、ゲームを優位に進められます。

また、他プレイヤーがレイズ（自分の前に他プレイヤーがベットしたコインをさらに上乗せしてベットすること）しなかったときのみ、ブラインドポジションのプレイヤーは追加ベットをせずに次のゲームに進むことができます。

ポーカーにおけるブラインドのデメリット

プリフロップでは、最後に「ベット or 降りるか」のアクションを行えますが、2ターン目からは全てのアクションを最初にしなくてはいけません。

そのため、他プレイヤーのアクションを予測しづらく、大胆な戦略や選択をしにくくなります。

ブラインド（強制ベット）を必ず支払わなければいけない点も、デメリットです。

他プレイヤーやブラインドを支払う必要はないため、手札が弱くてもノーリスクで降りることができます。

ですので、ブラインドポジションに入った際は、どれだけ損失を少なくできるかが、その後の試合展開に大きく影響していきます。

ポーカーにおけるブラインドの戦略

ビックブラインド、スモールブラインドともに不利なポジションであると言えますが、戦略もあります。

しっかりと戦略を駆使して、損をしないように立ち回りましょう。

相手との駆け引きが、勝利への鍵です。

スモールブラインドでの戦略

スモールブラインドでは、2ターン目からは最初にアクションしなくてはならないため、最初に行動できるプリフロップ（1ターン目）の戦略がとても重要になってきます。

戦略として、スモールブラインドのポジションについたら、コール（前のプレイヤーと同じ額のコインをベットすること）することは基本的におすすめしません。

レイズ（他プレイヤーのベットにさらに上乗せしてベットすること）か、フォールド（ゲームから降りること）をする選択をとりましょう。

コールしてしまうと、自ら不利な立場での戦いを受けなくてはなりません。

レイズをしていれば、他プレイヤーは良い手であるのではないかと考えるため、降りてくれる可能性も生まれます。

ビックブラインドでの戦略　

何度も繰り返しにはなりますが、ブラインドポジションは不利であるということを、理解しなくてはいけません。

ブラインドは強制ベットを行う必要があるため、単にゲームを降りるのではなく、損をしないように立ち回ることが重要です。

ですので、ビックブラインドで損をしないためには、ディフェンスのテクニックが必要です。

前半ポジションや中盤ポジションのプレイヤーがレイズしてきた場合、強いカードを持っている可能性が高いため、自分も強いカードでの勝負が求められます。

また、他プレイヤーのフォールドが多く、勝負しやすい環境になったら、多少弱い手札でも幅広くハンドを考えてもよいでしょう。

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ここまで、ブラインドやテキサスホールデムについて解説をしてきましたが、初心者の方が全てを理解するのには、経験が必要になります。

ブラインド以外のポジションの役割や立ち回り方を知らなければ、負け続けてしまうでしょう。

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ここまでブラインドのメリット、デメリット、戦略などについて解説をしてきました。

ブラインドは、不利なポジションではありますが、立ち回り方で損失を少なくすることが可能です。

しかし、ポーカー初心者の方は、いきなり実戦となると不安が多いでしょう。

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