パチンコでやる作業といえば、ハンドルを回してヘソに玉を入れるぐらいで、スロットのような技術介入はほぼ失われています。
しかし、たまにプレイヤーが参加するアクションが発生することがあり、誰もがついつい期待してしまう瞬間が訪れます。
そのアクションこそ「押せ」を代表するボタン演出であり、大当りに直結する展開になりやすいため、注目されることが多いです。
本記事では、誰もが期待してしまうパチンコの「押せ」ボタンについて解説します。

ボタン演出には様々なタイプがあり、ゲーム性や押さなかった時の挙動などについても解説しますので、是非参考にしてください。
- パチンコの「押せ」ボタンの様々なタイプ
- 「押せ」と言われて押さなかった時の挙動
- ボタン以外に搭載されているパチンコのデバイス
パチンコの「押せ」ボタンには様々なタイプがある


今やパチンコに欠かせなくなっている「押せ」ボタンですが、実に様々なタイプがあります。



それぞれ登場する場面や展開が異なりますので、順番に解説していきます。
最もオーソドックスなのは「押下ONタイプ」
最もポピュラーなボタン演出は、「押せ」が出てきてそのままボタンを押下する「押下ONタイプ」です。
リーチ前演出のちょっとしたセリフ予告だったり、リーチ発生後に出てくるステップアップ予告だったりと、あまり期待度の高くない場面で登場するケースが多いです。
しかし、予告の一部で出てくるボタン演出とは裏腹に、ボタンそのものが主役になる場面になると期待度は一変します。
変動開始時にボタンだけが出てくるパターンでは、期待度が非常に高い「次回予告」が発生したり、「金演出」が出てきたりと、熱い展開を呼び込む使い方もあります。
特にSPリーチ中のボタン押下はとても重要で、当落の期待度を決めるカットイン演出や、期待度の高いルートへ移行する分岐演出で使われることもしばしば。



最近のSPリーチはボタン押下で当落を決める展開が多いので、「押下ONタイプ」は最初から最後までお世話になる万能タイプです。
熱い局面で出てくるのは「連打タイプ」
「連打タイプ」は、その名の通りボタンを連打するタイプですが、主に段階的に期待度がアップしていくような演出で採用されることが多いです。
連打するほど色がランクアップしていき、青から緑、そして赤へと高期待度へ変貌を遂げていくような演出で採用されるケースが多いです。
欠点としては、ボタンを連打しなければいけないので、それなりに尺が必要となり、演出尺がある程度決められているパチンコにおいては頻繁に使えません。
最近よく見られる場面は初当りの昇格演出で、ボタンを連打してメーターがMAXになったら、RUSHに突入するようなゲーム性で活用されています。
大当り中はある程度時間が確保できますし、他の演出も発生しないため、ボタン連打に集中できるのも採用されるケースが増えている理由でしょう。
RUSHに入るかどうかは、プレイヤーにとっても熱い局面なので、とても重要なタイプと言えます。



昨今はボタンを長押しすると連打に切り替わる機能があり、ボタンを押さなくても連打演出を楽しめるようになっています。
出番が少なくなってきた「長押しタイプ」
「長押しタイプ」は、ただボタンを押しっぱなしにするだけで展開が進んでいく便利なタイプです。
ボタン連打の演出に熱くなるプレイヤーが増え、周囲のプレイヤーに不快感を与えるようになったために誕生した、といわれています。
ボタンを押し続けるのは単調に感じますが、段階がアップした時に少しバイブが発生するなど、バイブ機能との連携で熱さを表現するパターンが多いです。
最近ではボタンを長押しし、どこかのタイミングでバイブが発生すると大当りになるという異色のSPリーチもあり、意外な面白さを出すのが得意なタイプです。
今は、連打タイプと長押しタイプがほとんど同じ意味合いになってしまったため、出番は少なくなっています。



長押しタイプならではのゲーム性があり、今でも人気が衰えないボタン演出と言えるでしょう。
離した時に告知をおこなう「押下OFFタイプ」
ボタンを押下するという意味では「押下ONタイプ」と同じですが、押下したタイミングで演出が発生する「押下ONタイプ」と決定的な違いがあります。
「押下OFFタイプ」はボタンを押し、ボタンを離した時に演出が発生する珍しいタイプです。
自分の好きなタイミングで離せる、という唯一無二のゲーム性が備わっているのが、「押下OFFタイプ」の最も大きな特徴です。
このゲーム性は、スロットの「ジャグラー」からヒントを得たといわれています。
ジャグラーで第3停止を押したままネジネジし、離した瞬間にGOGOランプが光るゲーム性をパチンコに取り入れたのが、「押下OFFタイプ」です。
「長押しタイプ」との複合も可能で、たとえばボタンを長押ししてパワーを充填し、離した瞬間に敵を目掛けて攻撃を繰り出す、なんていうゲーム性も実現できます。



一見、ボタン演出の中では亜種のように捉えられがちですが、ゲーム性の幅を広げてくれる面白い使い方といえます。
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ボタン演出で押さなかった時の挙動
パチンコをより熱い展開に誘ってくれるボタン演出ですが、もしボタンを押さなかった場合は一体どうなってしまうのでしょうか。



激アツな展開を逃してしまうことで、どのような影響が出るのか解説します。
ボタンを押さなくても当りがハズレになることはない
ボタン演出でよく不安視されるのが、「SPリーチの当落でボタンを押さなかったら当りがハズレになるのではないか?」という心配事です。
これは年配層のプレイヤーによく聞かれる内容であり、ボタンを押さないと不安になってしまうという気持ちが、ひしひしと伝わってきます。
当りがハズレになるのが怖いという気持ちはとてもわかりますが、「ボタンを押さなくても当りがハズレになることはない」ので心配不要です。
逆も然りで、ボタンを押したからといって、ハズレが当りになることもありません。
ボタン演出はあくまで演出であり、その変動が大当りするかどうかはヘソに玉が入った瞬間に既に決まっています。
ボタンを押したから当たったのではなく、「当たってるからボタンを押すと当り演出が出る」わけです。



とんでもない誤解をしていると、詐欺商材に騙されてしまいますので、正しい知識を持ち合わせましょう。
ほとんどは有効時間切れで押下扱いになる
最近のパチンコはとても親切で、もし有効時間内にボタンを押さなかったとしても、有効時間が切れたタイミングで押下扱いになるケースがほとんどです。
若者プレイヤーがボタン演出が出ているのに押さない場面に遭遇したことがあるかと思いますが、押さない理由はおそらく「押さなくても演出が出る」からでしょう。
一見とても天邪鬼な行動に見えますが、ボタンを押さなくても演出が出るなら、面倒だから押したくないという気持ちはわかります。
しかし、中には押さないことで専用の演出が発生するパターンもありますので、「ボタンを押さない」というゲーム性が確立されている機種もあります。



ボタンを押した方が演出が楽しめるのは確かですね!
中には告知内容を教えてくれないこともある
ボタンを押さなくても演出が発生することが増えたパチンコですが、当然全てがそうなっているわけではありません。
中にはボタンを押さなかったことで、本来出てくるはずだった演出が発生せず、告知内容が不明のまま終わってしまうケースもあります。
ボタンを押して擬似連が継続するような演出において、ボタンを押さなかったがために擬似連が発生せず、そのまま高速変動が続いて演出が出てこなくなる機種もありました。
プレミアム演出もボタンを押さないと出てこないケースがあり、ボタンを押さないことによるデメリットは意外に大きいです。



演出を楽しみたいのであれば、素直にボタンを押した方が様々な演出展開を楽しむことができるでしょう。
押したくないなら「オートボタン機能」が便利
プレイヤーの中には、ボタンを押すのは面倒だけど、ボタン押下で発生する演出は楽しみたい、という考えの人はいるかと思います。
そのようなプレイヤーは、自動でボタンを押下してくれる「オートボタン機能」を使うと便利です。
どこのタイミングで押下されるかはメーカーや機種によって異なりますが、ほとんどは有効時間の真ん中でオートで押下されます。
オートボタン機能が発動している場合は、ボタンの色が緑や黄色といった専用の色になるケースが多いのでわかりやすいです。
メーカーや機種によっては、オートボタン機能中でもプレイヤーが任意のタイミングでボタンを押せるようになっています。



SPリーチの当落だけ自分で押すといった使い方ができるケースもありますので、一度試してみることをおすすめします。
ボタン以外にもパチンコを盛り上げるデバイスがある
パチンコに搭載されているデバイスはボタンが最も一般的ですが、最近はボタン以外のデバイスが搭載されています。



メーカーや機種によって搭載されているデバイスは異なりますが、どんなデバイスがあるのか解説していきます。
引いて告知が発生する「レバータイプ」
最近のパチンコで、最も採用されているボタン以外のデバイスといえば、間違いなく「レバータイプ」です。
上皿の下に配置されており、熱い展開の場面でボタンではなく「レバーを引け!」と、アナウンスされると大チャンス…というような使われ方をしています。
レバータイプは多くのメーカーが採用しており、中にはレバーの上部にボタンが付いていたり、引くだけでなく中に押し込むタイプもあります。
ボタンよりもアクションが大きく、レバーそのものにバイブを仕込めるため、プレイヤーからの人気は非常に高いです。



RUSH中は、ずっとレバーを握っているプレイヤーも見かけますし、「レバー=熱い」という設定が支持されていると思われます。
触れるだけでOKの「タッチタイプ」
一時流行った「タッチタイプ」は、液晶や特定の場所の近くにセンサーを内蔵することで、センサーに反応したら演出を出すことができるデバイスです。
最近は特定の機種にしか搭載されなくなりましたが、液晶に触れるだけで激熱演出が出るのは特別な体験と思われているようです。
「タッチタイプ」の弱点としては、液晶に触れさせるケースだと、液晶が汚れてしまってあまり見栄えがよろしくないことでしょう。
今はすっかり落ち着きましたが、コロナ禍においては感染リスクがあったため、液晶をタッチしないプレイヤーが多かった印象です。



最近はタッチしなくてもボタン押下で代用できるようになったので、プレイヤーの好みで演出展開が選べるようになりました。
過去にはボタンが固くなる「硬化タイプ」も
最近は見なくなりましたが、普段押しているボタンが急に固くなる「硬化タイプ」もあります。
ボタンにストッパーをかけることで、いつもと違うボタン演出を楽しめると話題になりました。
無理やり押す人や、硬くなっていることに気づかない人など、「珍しいけどわかりづらい」と言われてしまってすぐに搭載されなくなってしまいました。



やはりボタン以外のデバイスに求められるのは派手さや熱さであり、あまり地味な機能は浸透しない傾向があるようです。
オンラインでもボタンの熱さが楽しめる
ボタン演出の熱さが楽しめるのは、パチンコホールだけではありません。
オンラインでプレイしてもボタン押下は可能なので、同じようにボタンの熱さを堪能できます。
クイーンカジノであれば、ボタン演出がアツい機種を打てますし、もうホールで打てなくなった名機もプレイ可能です。



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パチンコの「押せ」ボタンに関するよくある質問
ここでは、パチンコの「押せ」ボタンについて、よく聞かれる質問を解説します。
パチンコのボタン演出にはどのような種類がありますか?
最もポピュラーなのは、「押せ」を代表するようなボタン押下タイプですが、連打タイプや長押しタイプなど様々なタイプがあります。
もしSPリーチの当落でボタンを押さなかったらハズレになりますか?
いいえ、あくまでボタンは演出の一部なので、押さなくても当り変動であれば当ります。
逆にハズレ変動の場合は、どれだけボタンを押しても当りに変化することはありません。
パチンコのデバイスにはボタン以外にあるのですか?
ボタン以外のデバイスだと、レバータイプやタッチタイプなどがあります。
派手さや熱さが表現されていたり、ボタンとは異なる感覚が楽しめたりするデバイスは人気があります。
パチンコの「押せ」ボタンを押すタイミングはいつですか?
パチンコにおいて「押せ」ボタンを押すタイミングは、リーチ前からリーチ直後、そしてSPリーチ中とたくさんあります。
ボタン演出が出る際は、ちゃんと「押せ」と言われますので、液晶演出に従って押すと良いでしょう。
パチンコの「押せ」演出は実に多彩!メーカーや機種によってゲーム性が異なるので注目!
ここまで、パチンコにおけるボタン演出について解説しました。
パチンコのボタン演出についてまとめると、以下となります。
- パチンコのボタン演出には様々なタイプがあり、演出を盛り上げてくれる
- もしボタンを押さなくても当りがハズレに変わるようなことはない
- ボタン以外にもレバーやタッチなどのデバイスが搭載されている



メーカーや機種によってボタン演出のゲーム性が異なるので、要注目です!