令和の時代になってテクノロジーが進化していく中、「あの頃は良かった」という言葉をよく耳にします。
ほとんどの場合、「あの頃」とは昭和などの昔懐かしの時代を指すことが多いのですが、それはパチンコやスロットも同じ。
今は規則が変わってしまったため、検定3年、認定3年、設置から計6年経過した機種は設置することができません。
今でも、かつての名機をまた打ちたいと思っているプレイヤーはきっと多いことでしょう。
実は令和の時代になっても、レトロパチンコを楽しめる場所があります。
本記事では、愛知県を中心に、レトロパチンコが打てる店について解説します。

あの頃の興奮をもう一度味わいたい人は、是非参考にしてください。
- 愛知県や近隣県にあるレトロ機種が打てるお店
- レトロパチンコやレトロスロットが打てるお店の特徴
- レトロ機種を打てるお店が近くにない場合の対処法
愛知でレトロパチンコは打てないが近隣県で打てる
愛知はパチンコ発祥の地と言われ、今でもパチンコ店がとても多い県ですが、レトロパチンコが打てる店は現在ゼロとなっています。
昔はもっと多かったと言われていますが、これも時代の流れと言わざるを得ないのでしょう。
しかし、愛知にはまだレトロスロットが打てますし、近隣県の岐阜や静岡にはレトロパチンコが打てる場所がありますので以下にまとめました。
店名 | 住所 | 主な特徴 |
---|---|---|
ゲームセンター千秋 | 愛知県一宮市千秋町加納馬場清水53 | セルフサービス型ゲームセンター。 レトロゲームやスロット筐体を設置。 |
岐阜レトロミュージアム | 岐阜県山県市椎倉323 | 昭和~平成初期を再現した施設。 レトロゲームやパチンコ台を楽しめる。 |
飛騨高山レトロミュージアム | 岐阜県高山市神明町4丁目7 | 昭和を再現した体験型ミュージアム。 駄菓子屋コーナーが充実。 |
パチンコマルマツ | 静岡県浜松市西区舘山寺町2041 | 昭和・平成のレトロパチンコ専門店。 館内は昔のパチンコ店の雰囲気を再現。 |
レトロゲームセンター758 | 2024年閉店 | 名古屋のレトロパチスロ専門店。 幅広く機種を設置していたが2024年に惜しまれながら閉店。 |



レトロパチンコが打てる場所はゲームセンターやミュージアムなど様々なので、それぞれについて解説していきます。
なお、全国にはまだまだレトロ機種が打てるお店がありますので、要チェックです!


ゲームセンター千秋(愛知県)
ゲームセンター千秋(愛知県) | |
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所在地 | 愛知県一宮市千秋町加納馬場清水53 |
営業時間 | 24時間営業 |
特徴 | セルフサービス型のゲームセンター プレイヤーが自分で筐体の電源を入れて遊ぶスタイル |
設置機種 | 北斗の拳(4号機) 大花火(4号機) 俺の空(4号機) 猛獣王(4号機)など |
料金システム | 1クレジット100円(機種による) |
24時間営業のセルフサービス型ゲームセンター
「ゲームセンター千秋」は他のゲームセンターとは異なり、普段は無人のセルフサービス型ゲームセンターです。
セルフサービス型なので普段電源は落とされていて、プレイしたい台があったら自分で電源を入れてお金を投入するスタイルになっています。
どの台も100円でプレイできるため、価格としてはリーズナブルに楽しむことができるでしょう。
普段は無人ということで、外見が閉店してしまったゲームセンターに見えることも相まって、独特な雰囲気を漂わせています。



お店そのものがレトロ風になっているので、雰囲気から入りたい人にはピッタリのお店だと言えるでしょう。
打てるレトロ機種は4号機がメイン
レトロパチンコやレトロスロットをプレイするための場所ではなく、レトロゲームセンターがコンセプトになっている「ゲームセンター千秋」。
そのため、機種のラインナップはレトロパチンコ専門店と比べると乏しいと言わざるを得ませんが、確認できた機種は以下のようにいづれも名機と言われた4号機です。
- 北斗の拳
- 大花火
- 猛獣王
- 主役は銭形
- 俺の空
今でもスロットで人気の「北斗の拳」はゲームセンターによっては設置されているケースも多いですが、知る人が少なくなってきた「大花火」や「猛獣王」などは設置店が減少しています。



貴重と言われる4号機をプレイできるのは、大きな魅力の一つですね!


岐阜レトロミュージアム(岐阜県)
岐阜レトロミュージアム(岐阜県) | |
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所在地 | 岐阜県山県市椎倉323 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 火曜日・水曜日・木曜日 (祝日の場合は営業) |
入場料 | 【中学生以上】 1時間:1,000円 3時間:2,500円 1日:3,500円 【小学生】 1時間:700円 3時間:1,500円 1日:2,500円 【4~6歳】 1時間:500円 3時間&1日:1,000円 |
特徴 | 昭和~平成初期のレトロゲームや、 パチンコ台を楽しめる施設 |
設備 | 昭和の駄菓子屋コーナー レトロ自販機 昭和のゲーム機など多数 |
レトロパチンコが楽しめるミュージアム
「岐阜レトロミュージアム」は、その名の通りミュージアム、つまり「博物館」です。
しかしただ単に展示されているものを眺めて終わるような博物館ではなく、目で見て、手で触れて、五感で楽しめる体験型の博物館となっています。
館長は元々レトロパチンコのコレクターであり、レトロな物の収集から始めた生粋のレトロマニアです。
そのため、打つことができるレトロパチンコは10台以上あり、今でもしっかりとプレイすることができます。
今までレトロパチンコを打ったことがない人でも、スタッフがドル箱を持ってきてレッスンしてくれるとのことなので、初心者でも十分に楽しむことができます。



レトロパチンコ入門としては、最適な場所だと言えるでしょう。
昭和の雰囲気に包まれたミュージアム
「岐阜レトロミュージアム」はレトロパチンコだけでなく、レトロな物全てが集まったミュージアムです。
今では見かけないラーメンやハンバーガーの自動販売機や、駄菓子屋でよく見かけた大きなゲーム機など全てが現役で活躍しています。
駄菓子コーナーでは昔懐かしのお菓子を買うこともできるので、子どもの頃に100円玉を握りしめて楽しんだ買い食いをプレイバックできます。



「昔の良き時代」がそのまま帰ってきたような懐かしさがありますね!


飛騨高山レトロミュージアム(岐阜県)
飛騨高山レトロミュージアム(岐阜県) | |
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所在地 | 岐阜県高山市神明町4丁目7 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | なし(年中無休) |
入場料 | 大人:800円 子供:500円 |
特徴 | 昭和20~50年代のレトロな町並みを再現した、 体験型ミュージアム |
展示内容 | 昭和の映画ポスター、雑誌、おもちゃ、 駄菓子屋、レトロパチンコなど |
体験コーナー | 昭和の学校給食を楽しめるコーナーあり |
昭和を実体験できるミュージアム
「飛騨高山ミュージアム」は、岐阜ミュージアムと同じで、昭和の良き時代を復刻させたミュージアムです。
岐阜ミュージアムよりもさらに昭和の雰囲気を色濃くしており、体験コーナーとして昭和の学校給食が楽しめるコーナーがあります。
レトロパチンコを楽しむことはできますが、どちらかというと昭和を懐かしむための1要素という立ち位置なので、レトロパチンコだけ楽しむような場所ではありません。
入場料を払えばレトロパチンコは無料でプレイ可能なので、昭和の雰囲気を味わいつつ、レトロパチンコを楽しむと考えれば貴重な体験になるでしょう。



昭和の雰囲気と共にレトロパチンコが楽しめるのは嬉しいですね!


パチンコマルマツ(静岡県)
パチンコマルマツ(静岡県) | |
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所在地 | 静岡県浜松市西区舘山寺町2041 |
営業時間 | 10:30~19:00 |
定休日 | 火曜日 |
設置機種 | 昭和・平成のレトロパチンコ約20台 (羽根モノ・液晶機含む) |
料金システム | 30分:500円 60分:1,000円 |
特徴 | 昭和30年代創業のレトロパチンコ専門店。 館内は昔のパチンコ店の雰囲気を再現。 |
元パチンコ屋ならではの特別なレトロパチンコ
「パチンコマルマツ」は、静岡県浜松市にあるレトロパチンコゲームセンターです。
約20台のレトロパチンコが並んでおり、今でも当時と同じ感覚で楽しめるようになっています。
元々パチンコ屋だったということで、玉の洗浄をおこなうためのタンクが2階に設置されているなど名残りが残っているのが特徴です。
料金システムについては、60分までしか決まっておらず、名機を打ち込みたいと思っている人には物足りなく感じられるかもしれません。
それ以上の時間の料金については、店長に相談できるそうなので、長時間打ちたい場合は相談すると良いでしょう。



2022年にリニューアルしたということで、今後も盛り上がってほしいところです。


レトロゲームセンター758(愛知県)【閉店】
愛知県最大のレトロゲーセンが閉店
愛知県で最も有名だった「レトロゲームセンター758」は、惜しまれながらも2024年5月27日、営業許可証を自主返納されたことで閉店となりました。
「レトロゲームセンター758」は1号機から4号機までのレトロスロットが打てるレトロゲームセンターで、愛知で最も有名なレトロゲームセンターでした。
2015年に公開された映画「日本で一番悪い奴ら」の撮影で使われたことでも有名で、あの綾野剛さんや長田成哉さんがレトロスロットを楽しんだそうです。
「レトロゲームセンター758」はゲームセンターという顔だけでなく、スロット機や部品の販売や買い引取、実機の処分などスロットに関わる多くの業務をおこなっていました。
家スロでお世話になった常連も多かったと聞きますので、スロットをライフスタイルにしている人にとっては大きな衝撃だったことでしょう。
東京には昔のパチンコが打てる店がありますので、チェックしてみると良いでしょう!



レトロパチンコやレトロスロットが打てるお店はどんどん減少していますが、何とか頑張ってもらいたいものです…!


レトロ機種が打てるお店が見つからない場合はオンラインもチェック
レトロ機種は年々打てるお店が減ってきており、今後さらに減っていく可能性があります。
せっかく4号機や5号機のレトロスロットが打ちたくても、なかなか打てる店を見つけるのは至難の業です。
もし近くにレトロ機種が打てるお店が見つからない場合は、オンラインをチェックしてみる方法があります。



クイーンカジノは24時間オンラインでプレイでき、今ならパチンコ・パチスロの新ボーナスキャンペーンを開催中なので、一度チェックしてみると良いでしょう。
レトロパチンコが打てる店に関してよくある質問
ここでは、レトロパチンコが打てる店について、よく聞かれる質問を解説します。
愛知にレトロ機種が打てる店はありますか?
現在、愛知には1店舗だけレトロスロットが打てるゲームセンターがあります。
2024年までは1号機から4号機までのレトロスロットが打てる「ゲームセンター758」が営業していましたが、今は閉店してしまいました。
愛知ではレトロパチンコは打てないのですか?
愛知県にはレトロスロットが打てるお店はありますが、レトロパチンコが打てるお店は現在ありません。
しかし、隣の県である岐阜県や静岡県にはレトロパチンコが打てる場所がありますので、少し足を運んでみると良いでしょう。
今後レトロパチンコが打てる店は増えますか?
レトロパチンコが打てる店は全国的に減少傾向となっており、今後増える見込みはあまりないのが現状です。
中には、リニューアルしているお店がありますので、今後の活躍に期待したいところです。


愛知でレトロパチンコが打てる店はゼロだが、近隣県にあるので要チェック!
ここまで、レトロパチンコが打てる店について解説しました。
レトロパチンコが打てる店についてまとめると、以下となります。
- 愛知でレトロパチンコが打てる店はゼロ
- 隣県の岐阜や静岡ならレトロパチンコが打てる
- 全国的にレトロ機種が打てる店は減少傾向なので、今後さらに貴重に



今後ますますレトロパチンコが打てる店は貴重になるので、大事にしていきたいですね!