どこにベットしようか考える時に、誰もが一つの基準にしているのがオッズです。
未来のことはわからないのに、どうしてこのオッズが設けられているのか、一度は疑問に感じたことがあるのではないでしょうか。
そこで今回は、ブックメーカーはどのような基準でオッズを設けているのか、そしてブックメーカーはどうやって利益を抽出しているのか解説していきます。
ブックメーカーによるオッズの仕組みがわかれば、ブックメーカーで勝つ方法も見えてきます。
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ブックメーカーの仕組みとは
まず、ブックメーカーの仕組みから解説します。
そもそもブックメーカーとは何なのか、どうやって利益を生み出しているのか順番に解説していきます。
ブックメーカーは賭けの場を提供する業者
ブックメーカーとは、一言で言えば「賭けの場を提供している業者」のことを指します。
賭けというのは、とある未来の事象に対して、結果がどうなるのかを予想し2人以上の人間が異なる予想をした時に成立します。
この時、2人や3人といった少人数であれば、当事者同士で話をすればだいたいは収まるのですが、100人、1000人で賭けをやるとなると話し合いでは事が進みづらくなります。
そこで、賭けの場を取り仕切る役割として登場するのがブックメーカーです。
ブックメーカーは円満に賭けが成立するように働きかけ、争いなく誰もが納得できる場を提供します。
ブックメーカーが存在しているからこそ、大規模な賭けを楽しむことができると考えて良いでしょう。
ブックメーカーの利益は賭けの仲介料
ブックメーカーは、大規模な賭けが成立するように働きかける役割を果たしていますが、もちろん善意事業ではありません。
公正公平な賭けを成立させるためには、エラーのないシステムの構築や厳格なルールの制定など、様々な労力やコストがかかります。
そのため、ブックメーカーは賭けをおこなう人から仲介手数料を徴収し、利益を得ています。
手数料そのものは、徴収されているとはわからない程度のものですが、賭ける人が多いほど、そして賭ける額が大きいほど増えていく仕組みです。
ブックメーカーが最重要視しているのはオッズ
ブックメーカーが、賭けを成立させるために設けているオッズ。
このオッズは数が大きいほど発生しにくい事象、数が小さいほど発生しやすい事象と捉えられているため、賭けをする人のためにある数字だと思っている方は多いでしょう。
しかし、実はオッズこそブックメーカーが最重要視している項目です。
一見、オッズはどんな数値であっても「事象の発生頻度」を示している指標に過ぎないと思われがちですが、ここにブックメーカーの利益の秘密が隠されています。
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ブックメーカーオッズの決め方
オッズは、賭けをする際の勝率の指標に見えるため、あまりブックメーカーの利益に関係ないと思われてしまうのは無理もありません。
しかし、どのようにオッズが決められているのかを知れば、どういう意味なのかご理解頂けるのではないかと思います。
ブックメーカーオッズには既に仲介料が含まれている
オッズがブックメーカーの利益に関係している理由、それは「オッズの中に既に仲介手数料が含まれているから」です。
たとえば、AさんとBさんがじゃんけんをするとしましょう。
単に、じゃんけんするだけだと面白くないので、あいこもAさんの勝ちにしたとします。
するとAさんは「Aさんが勝つ」「あいこ」で勝利、Bさんは「Bさんが勝つ」で勝利となるので、Aさんのオッズは1.5倍、Bさんのオッズは3.0倍となります。
硬い勝負をしたいCさんはAさんに10,000円、一発を狙いたいDさんはBさんに10,000円賭けたとしましょう。
この時、Aさんの勝率は2/3、Bさんの勝率は1/3となっており、オッズは現象が発生する確率で出しているので、試行回数を重ねても損得が発生しません。
ということは、この賭けを仲介しているブックメーカーに利益は、1円も入ってこないことになります。
Aさんのオッズを1.4倍、Bさんのオッズを2.9倍にしたらどうでしょうか。
Aさんに10,000円賭けて勝ったら、15,000円貰えていたのが14,000円になり、1,000円はブックメーカーの利益になります。
Bさんに10,000円賭けていた場合は、勝ったら30,000円貰えていたのが29,000円になるので1,000円がブックメーカーの利益となります。
双方に10,000円ずつ賭けられていたら、オッズの変更によってブックメーカーには2,000円の利益が発生します。
短期的に見ればオッズの変化は、小さいので利益も小さく感じるかもしれません。
ただし、この賭けを何回も繰り返したり、新たにEさんやFさんも賭けに参加したりしたら、ブックメーカーの利益はどんどん膨らんでいきます。
これがブックメーカーオッズのからくりであり、このようにしてブックメーカーは利益を得ているわけです。
オッズは、事象の起こりやすさを数値化したものだと思いがちですが、そこにブックメーカーの利益が載っていることを忘れないようにしましょう。
オッズには確率方式とブックメーカー方式がある
オッズの決め方には2つあり、「確率方式」と「ブックメーカー方式」が存在しています。
確率方式はカジノのルーレットのように、入る穴は0番から36番まであるがベットできるのは1番から36番といった具合に既に確率の中に仲介手数料が含まれている方式を指します。
確率によって確立されたシステムなので短期的に見るとブレは発生しますが、確率は一定なので長期的に見ると安定して利益が得られます。
しかし、ブックメーカー方式は賭けの対象がバラバラで、かつどこにベットするのかは賭ける人の好みによって変わり、また予測しない事態が発生することもあったりで一定になりません。
ブックメーカーが損をせず、かつ賭ける人が気づかない範囲でオッズを決める方式になります。
ブックメーカーにとっては、オッズをどのように設定するかが、腕の見せ所だと言っても過言ではありません。
オッズはコンパイラーが決めている
ブックメーカーにとって、非常に重要なオッズの設定。
実は、ブックメーカーのオッズは、コンパイラーと呼ばれる専門職によって決められています。
コンパイラーのさじ加減一つで、ブックメーカーの利益が大きく変わってしまうため、コンパイラーはそれぞれの賭けの分野のエキスパートであり、かつ非常に高い計算知識を兼ね備えています。
コンパイラーは一人ではなく、分野ごとに超越するほどの知識を持ったスタッフが、集まってオッズを決めています。
ただ、全てのブックメーカーが自分たちでオッズを決めているというわけではありません。
自分たちでオッズを決めているブックメーカーの場合は、専門のコンパイラーが在籍しています。
ブックメーカーで勝つ方法
ここでは、ブックメーカーで勝つ方法について解説します。
ブックメーカーが自由にオッズを決めていますが、そのオッズをどのように活用するのかはプレイヤーの自由です。
上手に活用してブックメーカーの勝率を、アップさせましょう。
ブックメーカーオッズを鵜呑みにしない
先ほど述べたように、ブックメーカーのオッズは事象の発生しやすさと、イコールではありません。
そのため、オッズだけを見てベットするようなことはやめましょう。
ブックメーカーのオッズを鵜呑みにしている人はとても多いですが、鵜呑みにしている限り勝率がアップすることはないと言えます。
もちろんオッズは重要な要素の一つですが、あくまで要素の一つであり目安です。
「ブックメーカーオッズを鵜呑みにしない」という考え方は、ブックメーカーで勝つために重要です。
オッズ以外の賭ける根拠を洗い出す
スポーツベットに賭けるためには、様々な根拠が必要です。
チームの調子はどうなのか、リーグの中でどんな状況にあるのか、誰が中心に得点をあげているのか、対戦チームとの相性はどうなのか…。
ベット対象を取り巻いている環境を一つずつ紐解いていくと、ベットすべきかどうかが自ずと見えてきます。
オッズの高低も重要な要素ではありますが、オッズはあくまで目安なので、考えられるだけの根拠を並べてからベットを決めていきましょう。
知識に自慢のある分野でベットする
オッズを決めているコンパイラーは特定の分野のエキスパートですが、だからといって100％正しい結果を出せるわけではありません。
知識に自慢のある分野であれば、ベットする際の根拠を多く用意できますし、よりきめ細かいベットもできるでしょう。
好きなスポーツにベットできるのがスポーツベットの魅力の一つなので、まずは自分が最も詳しいスポーツに焦点を絞り、一番知識に自信のあるリーグやチームを中心にベットすると勝率が高くなります。
選手の調子の上げ下げや、チームが勢いづくタイミングなど、試合の中での変化に着目できるのであれば、事前のベットよりもリアルタイムのライブベットの方が成果を得やすいです。
「好き」を根拠にベットしない
スポーツベットは、知識が豊富であるほどベットが有利になります。
ただ、それはあくまで詳しいかどうかがポイントであって、好き嫌いは二の次です。
ついつい応援しているチームや、贔屓にしている選手にスポットを当てたくなる気持ちはわかりますが、だからといって好きな対象にベットするのは得策とは言えません。
ベットをはずしてしまっても良いというのであれば問題ありませんが、勝つためにベットするのであれば、好きを根拠にベットするのはやめましょう。
チームが好きなのであれば、チームのコンディションもわかるはずなので、良いコンディションの時にベットするなど、勝率を高くするための材料として活用することをおすすめします。
オッズの高いブックメーカー3選
ここでは、オッズの高いブックメーカーを厳選しましたので、順番にご紹介します。
オッズが高いほうがブックメーカーの利益率が低くなっている傾向がありますので、なるべく高いオッズに賭けるのがおすすめです。
ブックメーカーを選ぶ際は、高いオッズがあるかどうか、オッズに高い正確性があるかどうか、そしてボーナスが豊富でプレイヤーにメリットがあるかどうかを中心に着目しましょう。
クイーンカジノ
クイーンカジノのスポーツベットにおいては、オッズが高いだけでなく、オッズの正確性が高いことで評判です。
公正公平な運営であるために評価が高く、様々なベットが楽しめるのも人気の理由となっています。
クイーンカジノはライブベットに対応しているため、リアルタイムでベットでき結果までが早いのも特徴です。
スポーツベットに特化したボーナスも豊富なので、初めてのスポーツベットにも最適です。
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Bet365
Bet365はブックメーカーの中でも特に競馬に特化しており、競馬におけるオッズの高さに定評があります。
ベストオッズ保証によって最高のオッズを保証していますので、競馬のスポーツベットを楽しむならおすすめです。
スポーツベットの入金ボーナスがあるため、上手に活用すると勝率アップを狙えます。
BetWinner
BetWinnerは人気スポーツはしっかりおさえていますが、中でもテニスのブックメーカーとして人気が高いです。
賭け方が豊富であるため高いオッズを見つけやすく、ニッチなベットにも対応しているのでテニス好きにおすすめです。
BetWinnerにも入金ボーナスがあり、主に新規登録者にとってメリットが大きくなっています。
ブックメーカーオッズを正しく理解して勝利を掴もう
本記事では、ブックメーカーの仕組みやオッズについて解説しました。
ブックメーカーの仕組みやオッズについてまとめると、以下となります。
- ブックメーカーは、公正公平に賭けを成立させるために必要な仲介役
- ブックメーカーのオッズには既に仲介手数料が組み込まれている
- オッズには利益が含まれているため、事象発生のしやすさを数値化したものではない
- オッズ以外にベットする根拠を集められれば、ブックメーカーの勝率はアップする
ブックメーカーオッズはあくまでベットの目安に留め、他にベットするための根拠を集めるようにしましょう。
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